詳しい解説 | セキュリティスペシャリスト 25年春 午後T-問題1

セキュリティスペシャリスト試験の25年度春 午後T問題1の主催者発表解答を紹介します。またオリジナルの解説も掲載します。



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主催者解答 解説
設問1 (1) ML2 ML4のウィルスをダウンロードすることが可能なのはML2あるいはML3です。ML3はインターネット経由でHTTPで直接ML4ウィルスをダウンロードしようとしますが、FWに拒否されるためダウンロードできません。一方ML2電子メール経由 + Zブラウザバージョン2で感染が可能です。ML2はML3とことなりプロキシサーバを使用するため、ML4ウィルスのダウンロードが可能です。
(2) 機器:FW
ログ:PCから攻撃者のサーバへのHTTP通信のログ
ML3はインターネット経由でHTTPで直接ML4ウィルスをダウンロードしようとするため、FWにログが記録されます。

注意ですが、設問はFWに記録されているログの内容です。よって「ML3がML4ウィルスをダウンロードを試みたログ」ではFWに記録されているログとしては飛躍しすぎているため、減点の対象となると思われます。
設問2 (1) USBメモリ ML5はUSBメモリに感染するタイプのウィルスであるため、USBメモリに対するウィルススキャンも必要となります。
(2) 攻撃者のサーバのURLを、プロキシサーバのブラックリストに登録する。 ウィルスはプロキシサーバ経由でウィルスをダウンロードします。よってプロキシ経由でこの通信をブロックすることが有効です。
問題文の最初の方に「プロキシサーバは、ブラックリストに登録したURLへのWebアクセスを遮断するフィルタリング機能を持っているが、J社では何も登録していない」とヒントが明記されています。問題文を良く読むことが重要です。
(3) PCのZブラウザのバージョンを全て3にする。 ブラウザ バージョン2は脆弱性がありますので、全てバージョン3にアップデートすることが有効な対策となります。
設問2 (1) ・パック処理されていること
・タイムスタンプを変更していること
・パック処理した場合、ウィルスのパターンから逃れる可能性が高くなります。
・ファイルのタイムスタンプが最新の場合、そのファイルは怪しいまれる可能性が高くなります。よって古くから存在したファイルに見せかける場合があります。
(2) RD-LANと他のネットワークとの物理的な隔離 ネットワークを物理的に隔離することにより、ネットワーク経由で悪意のユーザにファイルが盗難されることを防いでいます。(この場合、どんなにシステムに脆弱性があっても、リモートから直接接続することは不可能)
(3) 新薬の研究報告書を搾取 悪意のユーザの目的は新薬の研究報告書を搾取することと思われます。

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(*)解答は必ず主催者発表を参照してください。仮にこのページに記述に誤りがあった場合でも、いかなる人物、団体も時間的損失、金銭的の損失その他あらゆる損失の補償もいたしません。

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