平成25年度秋季 高度情報処理 午前共通問題

高度情報処理試験の25年度秋 午前T共通問題の主催者発表解答を紹介します。またオリジナルの解説も掲載します。


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問題番号 解答 解説
1 (イ)→丸め誤差
(ウ)→情報落ち
(エ)→打切り誤差
2 a=αn+H
b=βn+H
とします。ここでHがハッシュ値とします。

この式はa - αn = b -βn となります。
(a - b) = (α - β ) nとなります。

よって答えは a-b が n の倍数となります。
3 これはバブルソートのアルゴリズムです。

21,5,53,71,3,17・・・1回目
21,5,53,3,71,17・・・2回目
21,5,3,53,71,17・・・3回目
21,3,5,53,71,17・・・4回目
3,21,5,53,71,17・・・5回目
3,21,5,53,17,71・・・6回目
3,21,5,17,53,71・・・7回目
3,5,21,17,53,71・・・8回目
3,5,17,21,53,71


4 キャッシュヒット率:r (アクセス時間はx)
主記憶アクセス率:1-r (アクセス時間はy)

よって(1-r) y + rx が答えとなります。
5 参考:フォールトトレランス、フェールソフト、フェールセーフの違い
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8 参考:メモリの種類 | DRAM SDRAM SRAM DDR EPROM フラッシュメモリの違い
9 誤った記述を解答する問題です。

(ウ)ですが、細かな単位でストアドプロシージャを作成するのではなく、大きな単位でまとめた方が処理のオーバヘッドが少なくなるので、性能は向上します。
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11 IPv4におけるサブネットマスクは32ビットの値です。
上位ビットから1で始まり、どこかのビットで0に変わってから最後まで0で終わる必要があります。
(ア)11111111111111111111111100000001
(イ)11111111111111111111111100100000
(ウ)11111111111111111111111101000000
(エ)11111111111111111111111110000000

よって正しいサブネットマスクは(エ)となります。
12 参考:OSI基本参照モデルと対応するネットワーク機器
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15 (イ)→クラッキング
(ウ)→Dos(Denial of Service )
(エ)→ディレクトリトラバーサル
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21 プルーフリスト
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27 イノベーションとは「技術革新」という意味です。「プロダクトイノベーション」は製品に関する技術革新という意味です。選択肢の中で該当するのは(エ)のみです。
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29 80万円を5年で割ると16万円です。1年あたり16万円の減価償却となります。3年経過した場合の帳簿価額は80万-(16×3)=32万円です。
売却により11.5万円入手したため、結局固定資産売却損は32万円-11.5万円=20万5000円となります。
30 リンク集は著作物として認められる場合があります。本文ではさらにコメントが付いているため、著作物として認められる可能性が高いと思われます。

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(*)解答は必ず主催者発表を参照してください。仮にこのページに記述に誤りがあった場合でも、いかなる人物、団体も時間的損失、金銭的の損失その他あらゆる損失の補償もいたしません。

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