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パーティション作成のサンプル(詳細)

パーティション作成のサンプル(redhat EL4)を紹介します。


日付 2009/12/30
環境 Redhat Enterprise linux 4 以降


(1)物理ディスクを追加します。

(2)変更内容を反映します。
(*)partprobeでは反映されない場合があります。その場合はサーバの再起動が必要です。

#partprobe
#cat /proc/partition

(3)ディスク情報を表示。この例では追加したディスクは /dev/sdb として表示される。

# fdisk -l

Disk /dev/sda: 8589 MB, 8589934592 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 1044 cylinders
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytes

デバイス Boot Start End Blocks Id System
/dev/sda1 * 1 6 48163+ 83 Linux
/dev/sda2 7 515 4088542+ 83 Linux
/dev/sda3 516 949 3486105 83 Linux
/dev/sda4 950 1044 763087+ 5 拡張領域
/dev/sda5 950 1044 763056 82 Linux スワップ

Disk /dev/sdb: 1073 MB, 1073741824 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 130 cylinders
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytes

ディスク /dev/sdb は正常な領域テーブルを含んでいません

(4)パーティションを作成するために fdisk ツールを起動。

# fdisk -l /dev/sdb

Disk /dev/sdb: 1073 MB, 1073741824 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 130 cylinders
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytes

ディスク /dev/sdb は正常な領域テーブルを含んでいません
[root@localhost ~]# fdisk /dev/sdb
デバイスは正常な DOS 領域テーブルも、Sun, SGI や OSF ディスクラベルも
含んでいません
新たに DOS ディスクラベルを作成します。あなたが書き込みを決定するまで、変更は
メモリ内だけに残します。その後はもちろん以前の内容は修復不可能になります。
警告: 領域テーブル 4 の不正なフラグ 0x0000 は w(書き込み)によって
正常になります

コマンド (m でヘルプ):

(5)パーティション(基本領域:1)を作成します。

コマンド (m でヘルプ): n
コマンドアクション
e 拡張
p 基本領域 (1-4)
p
領域番号 (1-4): 1
最初 シリンダ (1-130, default 1): 1
終点 シリンダ または +サイズ または +サイズM または +サイズK (1-130, default 130): 130

(6)作成した領域を確認

コマンド (m でヘルプ): p

Disk /dev/sdb: 1073 MB, 1073741824 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 130 cylinders
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytes

デバイス Boot Start End Blocks Id System
/dev/sdb1 1 130 1044193+ 83 Linux

(7)書き込み

コマンド (m でヘルプ): w
領域テーブルは交換されました!

ioctl() を呼び出して領域テーブルを再読込みします。
ディスクを同期させます。

(8)変更内容を反映し、変更内容を確認します。

(*)partprobeでは反映されない場合があります。その場合はサーバの再起動が必要です。

# partprobe
# cat /proc/partitions
major minor #blocks name

8 0 8388608 sda
8 1 48163 sda1
8 2 4088542 sda2
8 3 3486105 sda3
8 5 763056 sda5
8 16 1048576 sdb
8 17 1044193 sdb1

(9)ファイルシステムのフォーマットを行います。以下の例では ext3 ファイルシステムでフォーマットしています。

#mkfs.ext3 /dev/sdb1
mke2fs 1.35 (28-Feb-2004)
Filesystem label=
OS type: Linux
Block size=4096 (log=2)
Fragment size=4096 (log=2)
130560 inodes, 261048 blocks
13052 blocks (5.00%) reserved for the super user
First data block=0
Maximum filesystem blocks=268435456
8 block groups
32768 blocks per group, 32768 fragments per group
16320 inodes per group
Superblock backups stored on blocks:
32768, 98304, 163840, 229376

Writing inode tables: done
Creating journal (4096 blocks): done
Writing superblocks and filesystem accounting information: done

This filesystem will be automatically checked every 39 mounts or
180 days, whichever comes first. Use tune2fs -c or -i to override.

(10)マウントポイントを作成します。

/etc/fstab に以下を追加します。以下の例では作成したパーティションを /test にマウントします。

/dev/sdb1 /test ext3 defaults 0 0

(11)マウントポイントを作成します。

# mkdir test

(12)マウントします。

# mount -a




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