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【質問】NFSサーバ/NFSクライアントの設定例

環境:Redhat Enterprise linux (EL)


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【回答】
以下はNFSサーバ/NFSクライアントの簡単な設定例です。セキュリティを考慮していません。あくまでも簡単に接続確認するためのサンプルの設定です。

【環境】
サーバ:RHEL 5
クライアント:RHEL5


【サーバ側設定】
●パッケージの確認
NFSサーバに必要なパッケージは portmap と nfs-utilsです。rpm コマンドで確認します。
# rpm -q portmap
portmap-4.0-65.2.2.1
# rpm -q nfs-utils
nfs-utils-1.0.9-70.el5


●RPC 情報を表示
NFSサーバにはportmapperサービス、NFSサービス、nlockmgrサービスの起動が必要です。各サービスが起動しているかは以下の rpcinfo コマンドで実行します。
(以下の例では portmapperサービスしか起動されていないため、NFSサービス、nlockmgrサービスの起動が必要です。)

# rpcinfo -p
プログラム バージョン プロトコル ポート
100000 2 tcp 111 portmapper
100000 2 udp 111 portmapper
100024 1 udp 876 status
100024 1 tcp 879 status

●NFS と nfslockを起動します。
(1NFS サービスを起動します。
# /etc/rc.d/init.d/nfs start
NFS サービスを起動中: [ OK ]
NFS クォータを起動中: [ OK ]
NFS デーモンを起動中: [ OK ]
NFS mountd を起動中: [ OK ]
Stopping RPC idmapd: [ OK ]
RPC idmapd を起動中: [ OK ]



(2)nfslock サービスを起動します。

# /etc/rc.d/init.d/nfslock start
# rpcinfo -p
プログラム バージョン プロトコル ポート
100000 2 tcp 111 portmapper
100000 2 udp 111 portmapper
100024 1 udp 876 status
100024 1 tcp 879 status
100011 1 udp 678 rquotad
100011 2 udp 678 rquotad
100011 1 tcp 681 rquotad
100011 2 tcp 681 rquotad
100003 2 udp 2049 nfs
100003 3 udp 2049 nfs
100003 4 udp 2049 nfs
100021 1 udp 40574 nlockmgr
100021 3 udp 40574 nlockmgr
100021 4 udp 40574 nlockmgr
100003 2 tcp 2049 nfs
100003 3 tcp 2049 nfs
100003 4 tcp 2049 nfs
100021 1 tcp 48498 nlockmgr
100021 3 tcp 48498 nlockmgr
100021 4 tcp 48498 nlockmgr
100005 1 udp 755 mountd
100005 1 tcp 758 mountd
100005 2 udp 755 mountd
100005 2 tcp 758 mountd
100005 3 udp 755 mountd
100005 3 tcp 758 mountd



●次回以後のため、自動起動の設定をしておきます。(run level 5のみ自動起動の設定)

# chkconfig --level 5 nfslock on
# chkconfig --level 5 nfs on

# chkconfig --list | grep nfs
nfs 0:off 1:off 2:off 3:off 4:off 5:on 6:off
nfslock 0:off 1:off 2:off 3:on 4:on 5:on 6:off


●NFS サービスで共有するディレクトリを作成します。
名前は任意です。今回は "/nfsroot"という名前を例として進めます。
/nfsroot を作成。

# mkdir /nfsroot


●NFS サービスの設定ファイルを設定します。
【ファイル名】
/etc/exports

【ファイルの中身】
# cat /etc/exports
/nfsroot *(rw)

(*1)上記の例ではすべてのクライアント名に許可を与えています。特定のクライアントに変更するには * を許可するホスト名に修正します。

オプションは以下のとおりです。
ro 読み取りのみ
rw 読み取り/書き込み
noaccess 指定したフォルダ、及びそのサブフォルダへのアクセスを禁止
root_squash root でのアクセスを禁止
no_root_squash root でのアクセスを許可
all_squash すべてのユーザをnobody にマップする (rootも含む)


●上記の設定を反映します。
# exportfs -a
# service xinetd restart
xinetd を停止中: [ OK ]
xinetd を起動中: [ OK ]


●設定が反映されているか確認します。
# showmount -e localhost
Export list for localhost:
/nfsroot *

(*)"localhost"は必要に応じてNFSサーバを実行しているサーバ名を入力します。



【クライアント側設定】
●NFS サーバ側の設定を確認します。
# showmount -e <nfsサーバのipアドレス あるいは ホスト名>
Export list for <nfsサーバのipアドレス あるいは ホスト名>:
/nfsroot *

<nfsサーバのipアドレス あるいは ホスト名>には「先ほど設定した nfsサーバ側」のipアドレスあるいはホスト名を設定します。

●マウントポイント用のディレクトリを作成します。
名前は任意ですがここでは「mybackup」として進めます。

# mkdir /mybackup

●portmapper サービスを起動します。
#/usr/sbin/portmap start

●マウントを実行します。
# mount -t nfs <nfsサーバのipアドレス あるいは ホスト名>:/nfsroot /mybackup

●ls コマンドでnfs マウントポイントを確認します。nfsサーバ上のファイルが表示されます。
# ls /mybackup/
backupdata.dmp backupdata2.dmp backupdata3.dmp




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(*)本ページは Redhat Enterprise Linux 5以後を想定しています。

最終更新日:2014/01/31

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