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対象:Windows 2008

SNP(Scalable Networking Pack)機能を無効化する方法



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(1)SNPとは

SNP機能とはTCPに関するネットワーク処理を、サーバ側のCPUでは無くNICやドライバ側で実施することによりサーバの負荷を軽減し性能を向上させる技術です。SNP機能は以下から構成されます。

・RSS(Receive Side Scaling)
TCPパケットの処理を複数のCPUに分散します。RSSを無効化すると例えばマルチコアCPUを実装していても処理は一つのコアで実行されます。

・TCP Chimney Offload
TCPの処理をNIC側のCPUで行います。これによりサーバ側のCPUの負荷が軽減されます。
(その他一般的にNICの基本機能としてチェックサムの計算はNICボードに実装されている場合もあります。)

・Network Direct Memory Access
ネットワーク上のメモリの内容をサーバのメモリにコピーする場合、サーバ側のCPUではなくNIC上のCPUが時刻します。これによりサーバ側のCPUの負荷が軽減されます。

Windows Server 2008 R2 では上記機能はデフォルトで有効化されています。ただ現時点では一部これらの機能を利用すると通信が不安定になったり通信が延滞する場合があります。特に必要がない場合には、これらの機能を無効化することが推奨されています。

(2)設定値の確認
SNMP機能の設定状況を確認するには以下のコマンドを実行します。

c:\netsh int tcp show global
アクティブ状態を照会しています...

TCP グローバル パラメーター
----------------------------------------------
Receive-Side Scaling 状態 : enabled
Chimney オフロード状態 : automatic
NetDMA 状態 : enabled
Direct Cache Acess (DCA) : disabled
受信ウィンドウ自動チューニング レベル : normal
アドオン輻輳制御プロバイダー : ctcp
ECN 機能 : disabled
RFC 1323 タイムスタンプ : disabled

(3)設定の無効化
SNMP機能を無効化するには以下のコマンドを実行します。

C:\>netsh int tcp set global rss=disabled
OK

C:\>netsh int tcp set global chimney=disabled
OK

C:\netsh int tcp set global netdma=disabled
OK

C:\netsh int tcp show global
アクティブ状態を照会しています...

TCP グローバル パラメーター
----------------------------------------------
Receive-Side Scaling 状態 : disabled
Chimney オフロード状態 : disabled
NetDMA 状態 : disabled
Direct Cache Acess (DCA) : disabled
受信ウィンドウ自動チューニング レベル : normal
アドオン輻輳制御プロバイダー : ctcp
ECN 機能 : disabled
RFC 1323 タイムスタンプ : disabled




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