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作成日:2010/12/22
更新日:2017/10/25
対象:Windows 2008

SNMPの基本




(1)構成要素
一般的にネットワーク機器の管理や障害時の通報にはSNMPプロトコルが使用されます。
SNMPは主に以下の要素から構成されます。

○SNMP マネージャ
○SNMP エージェント(MIB)

各snmp エージェントは MIB を持ちます。MIBとはツリー状の管理情報であり、機器ごとに固有の情報です。通常は機器のメーカーから提供されます。

(2)動作
SNMPの基本は
○set
○get
○trap

です。setは機器に対して情報を設定します。getは機器から情報を取得します。
機器障害時にSNMP マネージャに対してSNMPエージェントが障害情報を通知します。

(3)コミュニティ名
通信にはコミュニティ名が使用されます。これはパスワードのようなものです。デフォルトはpublicですが、変更する必要があります。

(4)Windows サービスでは以下の2つのサービスが提供されています。
○SNMP サービス・・・SNMP エージェント機能
○SNMP Trap サービス・・・SNMP マネージャ機能

ただしIBM Systems DirectorのようにソフトウェアがSNMP マネージャの機能を持っている場合があります。この場合はSNMP Trapサービスは停止する必要があります。







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