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powercfg コマンドの /energy と /batteryreport の違い

作成日:2020/01/29 更新日:2024/04/16

このページではWindows 10 環境の電力関連のコマンドであるpowercfg,exe の /energy オプションと /batteryreport の違いに関して説明します。

(注意)分かりやすく簡単に記載しており、一部の環境や分野では記載内容が異なる可能性があります。あくまでも参考程度でお読みください。

比較表

比較は以下の表の通りとなります。

説明powercfg /energypowercfg /batteryreport
概要電源効率化に関するレポートです。以下のようなことが分かります。

・電源に関するポリシー。省エネの観点から改善可能なセキュリティオプションの一覧を表示。

・電源を多く消費していると思われるプロセスの表示。高CPU負荷の場合、電源を多く消費する。




バッテリに関するレポートです。
日々のバッテリ消費状況、フル充電における使用可能な時間数、スペック上の理論的な値などが確認できます。
バッテリーを長期使用している場合はこのレポートを確認して買い換えを検討する必要があります。
簡単に言うとバッテリの消費を抑えるヒントを表示バッテリの状態を表示
サンプルコマンドC:\>powercfg /energy
トレースを 60 秒間有効にしています...
システムの動作を監視しています...
トレース データを分析しています...
分析が完了しました。

エネルギー効率の問題が見つかりました。

13 個のエラー
13 個の警告
40 個の情報

詳細については、C:\WINDOWS\system32\energy-report.html を参照してください。
C:\>powercfg /batteryreport
バッテリ寿命レポートがファイル パス C:\WINDOWS\system32\battery-report.html に保存されました。
出力ファイルC:\WINDOWS\system32\energy-report.html
C:\WINDOWS\system32\battery-report.html

ただし環境によっては以下に保存される場合があるようです。

C:\Users\(username)\battery-report.htm

以下のメッセージが表示される場合は管理者権限で開いたコマンドプロンプトからコマンドを実行する必要があります。

"このコマンドには、管理者権限が必要です。管理者特権でのコマンド プロンプトで実行する必要があります。"

参考:管理者権限でコマンドプロンプトを開く

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