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copy、xcopy、robocopy の機能な明確な違い

作成日:2020/01/29

このページでは Window環境でよく使うコマンドであるcopy、xcopy、robocopy コマンドの明確な違いを説明します。主にフォルダのコピーや同期処理が異なってきます。


(注意)分かりやすく簡単に記載しており、一部の環境や分野では記載内容が異なる可能性があります。あくまでも参考程度でお読みください。

比較表

比較は以下の表の通りとなります。

説明copyxcopyrobocopy
概要copy の標準コマンド。
xcopyやrobocopy と比較して優位性はないと思われる。
ディレクトリをサブディレクトを含めて一括でコピーできる(ディレクトリツリー)。再帰的に深いサブフォルダまでコピーできる。フォルダの同期が可能。コピー元、コピー先の差分を確認してコピーすることが可能。
同期先のフォルダを削除することも可能。
機能の差基本機能で低機能。主にcopyにサブフォルダコピー機能を追加。様々なオプションがあり、とても高機能。
種類内部コマンド(OS組み込みコマンド)外部コマンド
C:\Windows\System32\xcopy.exe
外部コマンド
C:\Windows\System32\Robocopy.exe
用途1個のファイルやフォルダ内の全部のファイルをコピーする場合など。サブフォルダを含めである程度のファイル数、フォルダ数のファイルをコピーする場合。バックアップを行う場合。サーバ間でフォルダを同期したい場合など。
定番コマンド1個のファイルを単純コピー

copy [ファイル名] [コピー先]
サブフォルダ含めて一気にコピーする

xcopy /s /q *.*
フォルダ間をミラーします。すでにあるファイルはコピーしないため同期は高速です。

robocopy /mir [ミラー元] [ミラー先]

関連リンク:
copyとxcopyコマンドの違い


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