通常フォーマットとクイックフォーマットの違い

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このページではWindowsにおける"フォーマット"と"クイックフォーマット"の違いに関して説明します。
重要なデータを保存するようなPCでない場合でかつディスクのチェックも不要な場合(例えばテスト環境の仮想OS)はクイックフォーマットがよいでしょう。すぐに消去されます。
普通のPCでしたら通常のフォーマットがよいでしょう。

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(注意)分かりやすく簡単に記載しており、一部の環境や分野では記載内容が異なる可能性があります。あくまでも参考程度でお読みください。

比較表

比較は以下の表の通りとなります。

説明フォーマットクイックフォーマット
概要前のデータを消去する前のデータは消去しない。枠だけ作り直す。
フォーマット時間遅い。ディスクのサイズが大きい程遅い。早い(ほぼ一瞬で終わる)
不良ディスクのチェックチェックして不良個所は使用不可となる。チェックしない。
前データの復活フォーマット前のデータは一応は上書きされているため消えている。ただし完全に消去するには cipher /w コマンドなどが必要。フォーマット前のデータは極めて簡単に戻せる。クイックフォーマット直後では前のデータはそのまま残っている。
コマンドformat [ドライブ名]format /q [ドライブ名]

上記の通り /q オプションがquick format オプションとなります。



以下のようなオプションがあります。



以下はコマンドのヘルプです。

c:>format /?
Windows で使うディスクをフォーマットします。

FORMAT volume [/FS:file-system] [/V:label] [/Q] [/L[:state]] [/A:size] [/C] [/I:state] [/X] [/P:passes] [/S:state]
FORMAT volume [/V:label] [/Q] [/F:size] [/P:passes]
FORMAT ボリューム [/V:ラベル] [/Q] [/T:トラック数 /N:セクター数] [/P:passes]
FORMAT ボリューム [/V:ラベル] [/Q] [/P:passes]
FORMAT ボリューム [/Q]

ボリューム ドライブ文字 (文字の後にはコロンを付ける)、マウント
ポイント、ボリューム名を指定します。
/FS:ファイルシステム ファイルシステムにはファイルシステムの種類を指定
します (FAT、FAT32、exFAT、NTFS、UDF または ReFS)。
/V:ラベル ボリューム ラベルを指定します。
/Q クイック フォーマットを実行します。このスイッチは /P スイッチを上書きします。
/C NTFS のみ: 新しいボリューム上に作成されたファイルは、
既定では、圧縮されます。
/X 必要であれば、最初にボリュームを強制的にマウントを解除
します。ボリュームへ開かれているすべてのハンドルは、無効
になります。
/R:リビジョン UDF のみ: 形式を特定の UDF Version (1.02、1.50、2.00、2.01、
2.50) に強制します。既定のリビジョンは 2.01 です。
/D UDF 2.50 のみ: メタデータが複製されます。
/L[:state] NTFS のみ: ファイル レコードの既定のサイズを上書きします。
既定では、階層型でないボリュームは小さいサイズのファイル レコードを使用して
フォーマットされ、階層型ボリュームは大きいサイズのファイル レコードを使用して
フォーマットされます。/L と /L:enable を指定すると、フォーマットで
大きいサイズのファイル レコードが使用され、/L:disable を指定すると、フォーマットで
小さいサイズのファイル レコードが使用されます。
/A:サイズ 既定のアロケーション ユニット サイズを無効にします。
一般的には、既定の設定を使用してください。
ReFS は、64K をサポートします。
NTFS は、512、1024、2048、4096、8192、16K、32K、64K を
サポートします。
FAT は、512、1024、2048、4096、8192、16K、32K、64K を
サポートします
(セクター サイズが 512 バイトよりも大きい場合は 128K、256K)。
FAT32 は、512、1024、2048、4096、8192、16K、32K、64K を
サポートします
(セクター サイズが 512 バイトよりも大きい場合は 128K、256K)。
exFAT は、512、1024、2048、4096、8192、16K、32K、64K、128K、
256K、512K、1M、2M、4M、8M、16M、32M をサポートします。

FAT と FAT32 ファイル システムは、下記のボリュームの
クラスター数の制限に従います:

FAT: クラスター数 <= 65526
FAT32: 65526 < クラスター数 < 4177918

指定されたクラスター サイズを使用して上記の要件を満たせない
と判断された場合、フォーマットの処理は直ちに停止します。

NTFS 圧縮は、4096 より大きいアロケーション ユニット サイズ
に対してはサポートされません。

/F:サイズ フォーマットするフロッピー ディスクのサイズを指定します (1.44)
/T:トラック数 ディスクの片面あたりのトラック数を指定します。
/N:セクター数 トラックあたりのセクター数を指定します。
/P:count ボリュームのすべてのセクターを 0 にします。この処理の後、
ボリュームが、"count" の回数だけ毎回異なる乱数で上書き
されます。"count" が 0 の場合、すべてのセクターを 0 に
した後にそれ以外の上書きは行われません。このスイッチは、
/Q が指定されていない場合は無視されます。
/S:状態 短いファイル名 (enable、disable) のサポートを指定します
短い名前は既定で無効になっています
/I:状態 ReFS のみ: 新しいボリュームで保全を有効にするかどうかを
指定します。"状態" は "enable" または "disable"
になります。保全は、既定でデータ冗長がサポートされている
記憶域で有効になります。
/DAX[:state] NTFS のみ: このボリュームの直接アクセス記憶 (DAX) モードを
有効にします。DAX モードの場合、IO パフォーマンスを向上させるために、
メモリ バスを使用してボリュームにアクセスします。ボリュームを DAX モード
でフォーマットできるのは、ハードウェアが DAX に対応している場合のみです。
状態として "enable" または "disable" を指定できます。/DAX は
/DAX:enable と見なされます。

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