ファイルを完全に消去するする cipher コマンドオプション

"ファイルを完全に消去する"するcipher コマンドのオプションに関して説明します。


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概要:

ファイルを完全に消去する

オプション:
/W

説明(コマンドのヘルプ):
ボリューム全体で利用可能な未使用のディスク領域から、データを削除します。このオプションを選んだ場合は、他のオプションはすべて無視されます。ローカル ボリューム上のどの場所にあるディレクトリでも指定することができます。ディレクトリがマウント ポイントである場合、または別のボリュームのディレクトリを指し示す場合は、そのボリュームのデータが削除されます。


説明:
ディスクの未使用領域にダミーデータの書き込みを繰り返すことにより削除済みのファイルを完全に消去します。

Windowsではファイルを削除しただけでは、ファイルの中身はディスクの中に残存しており、特殊なツールでファイルを復帰することが可能です。

cipher /w により削除済みファイルにさらにダミーデータを上書きすることにより、ファイルを完全に消去し復帰不可とします。

このコマンドはかなり時間がかかります。

使用例:
以下のコマンドは Dドライブの空き容量に残存しているデータを完全に削除します。

C:\>cipher /w:d
できるだけ多くのデータを削除するために、CIPHER /W の実行中
はほかのアプリケーションをすべて終了してください。
0x00 に書き込み中


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cipherコマンドオプション 一覧