このページでは Windows の機能である「リソースモニタ」を使用して、アプリケーションのメモリ使用容量を調べる方法を紹介します。
参考:リソースモニタの起動方法
リソースモニタでメモリに関して表示される各項目は以下のとおりです。
項目 | 説明 |
コミット(あるいはコミットチャージ) | プロセスが使用する仮想メモリです。要するにプロセスが使用する全てのメモリ(*)とほぼ同意です。物理メモリ(プライベート)+とハードディスクなどにスワップされたページファイルの合計です。 (*)共有可能として使用しているワーキングセット(共有可能)はコミットには含まれないようです。 |
ワーキングセット | プロセスが使用する物理メモリです。ワーキングセット(プライベート)とワーキングセット(共有可能)との合計です。 |
共有可能 | プロセスが使用する物理メモリ内で他のプロセスを共有可能なメモリです。 プログラムのイメージ(EXEやDLLなど)などが該当します。 |
プライベート | プロセスが使用する物理メモリ内で他のプロセスを共有不可能なメモリです。 プログラムのデータ部分などが該当します。 |
以下はリソースモニタで各プロセスの使用メモリを表示している状態です。
・必ず コミット > ワーキングセット(共有可能) が成立しています。
(*)必ずしもコミット > ワーキングセットは成立しません。コミットには共有可能が含まれないためです。
参考:例:ペイントブラシ(mspaint.exe)のメモリ消費量
Windows 10においてタスクマネージャーでメモリ使用構成を調査する
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