sftp と scp の違いをまとめました。
SCP | sftp | |
概要 | ・シンプルで高速 ・エラー時のリカバリが不可 |
・高機能でエラー時のリカバリが可能 ・性能はSCPより劣る場合あり ・ftp コマンドと似たコマンド体系 |
転送可能ファイルサイズ | 4GBまで | 4GB以上も可能 |
コマンド実行 | 可能 | 不可能 |
シェル | サーバ側にUNIX系シェルが必要 | シェルに依存しない |
その他 | ファイル転送後に送信元ファイル/送信先ファイルのハッシュの比較などが必要。 | 回線品質が悪い場合は sftp の方が推奨される。 |
sftp と scpのどちらを使うべきか?ftp は暗号化なしなので sftp か scp どちらか使うべきか迷う場合もあるでしょう。
テスト環境、開発環境でのテスト的なファイルの転送は scp がお勧めです。シンプルかつ高速です。ただし信頼性は低いので送信元/送信先でファイルの比較は必要のようです。
一方重要なデータを送信する場合など高信頼性が求められる場合、あるいは品質が悪い回線を使う場合、4GBを超える巨大なファイルを転送する場合などはsftp
の方が良いでしょう。
sftp の方が高信頼、高機能です。
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