【WindowsIoT】統合書き込みフィルタで書き込まれたデータを削除する
Windows IoT では「統合書き込みフィルタ」機能によりユーザにより書き込まれたデータを削除することが可能です。
(1)統合書き込みフィルター構成ユーティリティ を起動します
uwfmgr.exe get-config
(2)Cドライブを書き込み制限します。
uwfmgr.exe volume protect c:
(3)フィルタを有効化します。
uwfmgr.exe filter enable
次は管理者権限で Powershell を開いてCの書き込み制限を実行した結果のサンプルです。
PS C:\> uwfmgr get-config
統合書き込みフィルター構成ユーティリティ バージョン 10.0.19044
Copyright (c) Microsoft Corporation. All rights reserved.
現在のセッションの設定
フィルターの設定
フィルターの状態: オフ
コミット保留中: 該当なし
シャットダウン保留中: 該当なし
HORM モード: 該当なし
サービスの設定
サービスの状態: オフ
オーバーレイの設定
の種類: RAM
最大サイズ: 1024 MB
警告しきい値: 512 MB
重大しきい値: 1024 MB
読み取り専用メディア: オフ
空き領域パススルー: オフ
固定: オフ
リセット モード: 該当なし
保存モードのリセット: 該当なし
ボリュームの設定
*** ボリュームが構成されていません
レジストリ除外
*** 除外なし
次回のセッションの設定
フィルターの設定
フィルターの状態: オフ
コミット保留中: 該当なし
シャットダウン保留中: 該当なし
HORM モード: 該当なし
サービスの設定
サービスの状態: オフ
オーバーレイの設定
の種類: RAM
最大サイズ: 1024 MB
警告しきい値: 512 MB
重大しきい値: 1024 MB
読み取り専用メディア: オフ
空き領域パススルー: オフ
固定: オフ
リセット モード: 該当なし
保存モードのリセット: 該当なし
ボリュームの設定
*** ボリュームが構成されていません
レジストリ除外
*** 除外なし
PS C:\> uwfmgr volume protect c:
統合書き込みフィルター構成ユーティリティ バージョン 10.0.19044
Copyright (c) Microsoft Corporation. All rights reserved.
ボリューム c: は UWF が有効になった後に統合書き込みフィルターによって保護されます。
PS C:\> uwfmgr filter enable
統合書き込みフィルター構成ユーティリティ バージョン 10.0.19044
Copyright (c) Microsoft Corporation. All rights reserved.
統合書き込みフィルターはシステム再起動後に有効になります。
上記を設定したらWindows IoT を再起動してください。再起動したら有効となります。
例えば c:\test というフォルダを作成したとします。
Windowsを再起動するまではこのフォルダは残っていますが、再起動するとこのフォルダが消えていることが分かると思います。
上記の設定を無効化するには次のコマンドを実行します。
uwfmgr.exe filter disable
uwfmgr.exe volume unprotect c:
【WindowsIoT】よくある質問
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