"ドメイン メンバー: 可能な場合、セキュリティで保護されたチャネルのデータをデジタル的に暗号化する"(Windows 10 セキュリティオプション)に関して説明します。
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設定項目:
ドメイン メンバー: 可能な場合、セキュリティで保護されたチャネルのデータをデジタル的に暗号化するパス:
ローカルコンピュータポリシー\コンピュータの構成\Windowsの設定\セキュリティの設定\ローカル ポリシー\セキュリティオプション
設定ツール起動方法:セキュリティオプションの設定方法
ドメイン メンバー: 可能な場合、セキュリティで保護されたチャネルのデータをデジタル的に暗号化する
このセキュリティ設定を使用して、ドメイン メンバーが、自身が開始した、セキュリティで保護されたチャネルのすべてのトラフィックの暗号化をネゴシエートするよう試みるかどうかを決定します。
コンピューターがドメインに参加すると、コンピューター アカウントが作成されます。その後システムが開始されると、そのコンピューター アカウントのパスワードを使用して、そのドメインのドメイン コントローラーとの間にセキュリティで保護されたチャネルが作成されます。このセキュリティで保護されたチャネルは、NTLM パススルー認証、LSA SID/名前参照などの操作に使用されます。
この設定により、ドメイン メンバーが、自身が開始したセキュリティで保護されたチャネルのすべてのトラフィックの暗号化をネゴシエートするよう試みるするかどうかが決定されます。有効にした場合、ドメイン メンバーは、セキュリティで保護されたチャネルのすべてのトラフィックの暗号化を要求します。ドメイン コントローラーが、セキュリティで保護されたチャネルのすべてのトラフィックの暗号化をサポートする場合は、セキュリティで保護されたチャネルのすべてのトラフィックが暗号化されます。そうでない場合は、セキュリティで保護されたチャネル上で送信されるログオン情報だけが暗号化されます。この設定を無効にすると、ドメイン メンバーは、セキュリティで保護されたチャネルの暗号化をネゴシエートするよう試みません。
既定値: 有効。
重要
現在のところ、この設定を無効にする理由はありません。この設定を無効にすると、セキュリティで保護されたチャネルの潜在的な機密性レベルが不必要に低下するだけでなく、セキュリティで保護されたチャネルのスループットも不必要に低下することがあります。これは、セキュリティで保護されたチャネルを使用する同時 API コールは、セキュリティで保護されたチャネルが署名または暗号化されている場合のみ可能であるためです。
注意: ドメイン コントローラーはドメイン メンバーでもあり、同じドメイン内および信頼されるドメイン内のドメイン コントローラーとの間にセキュリティで保護されたチャネルを確立します。
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