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Microsoft Edge の更新 サービス (edgeupdatem) サービスの概要と起動の必要性

このページでは"Microsoft Edge の更新 サービス (edgeupdatem)サービス"とは何かに関して説明します。関連してこのサービスが必要性なのか、起動方法の変更方法、手動の停止や手動の開始方法に関して説明します。
作成日:2023/09/12

【目次】

サービス名 edgeupdatem
表示名 Microsoft Edge の更新 サービス (edgeupdatem)
dll / exe 名 "C:\Program Files (x86)\Microsoft\EdgeUpdate\MicrosoftEdgeUpdate.exe" /medsvc
説明 (マイクロソフト情報より引用) Microsoft ソフトウェアを最新の状態に維持してください。このサービスが無効または停止されている場合、Microsoft ソフトウェアは最新の状態に維持されません。この場合、セキュリティの脆弱性が発生する可能性があり、こうした脆弱性は解決することができません。また、機能が動作しなくなる場合もあります。このサービスでは、サービスを使用している Microsoft ソフトウェアがない場合は、サービス自体がアンインストールされます。
セキュアPC上の起動必要性


◎起動を強く推奨、○起動を推奨、△環境による、×停止を推奨、××停止を強く推奨



このサービスはMicrosoft Edge ブラウザのアップデートを行うようです。このサービスは MicrosoftEdgeUpdate.exe を起動します。
MicrosoftEdgeUpdateはインターネットに接続し、Microsoft Edge ブラウザ の更新が存在しないか確認します。もし最新の更新が見つかった場合にはダウンロードしてインストールします。これにより Microsoft Edge ブラウザ が最新の状態に保たれる仕組みです。

【2020年8月26日追記】
サービスのスタートアップ設定は"手動"です。しかし手動で起動しようとすると以下のエラーが発生します。


ローカル コンピューター 上の Microsoft Edge の更新 サービス (edgeupdatem) サービスは起動して停止しました。サービスの中には、ほかのサービスやプログラムで使用されていない場合は自動的に停止するものがあります。



引き続き状況を確認します。

ちなみにタスクスケジューラにも Edge 関連のタスクが用意されています。これは正常に動作していました。本サービスとの関連性に関しても調査中です。


C:\>schtasks /Query | findstr -i edge
MicrosoftEdgeUpdateTaskMachineCore 2020/08/26 23:02:08 準備完了
MicrosoftEdgeUpdateTaskMachineUA 2020/08/26 23:02:08 準備完了


サービスの起動方法を変更する

サービスの起動方法を変更にする方法を紹介します。サービス管理ツール(services.msc) で設定します。Windows 11 の画面で説明します。

(1)スタートメニューから[管理ツール] - [サービス]を選択します。

(2)以下の画面が表示されるため、"Microsoft Edge の更新 サービス (edgeupdatem)"をダブルクリックします。

(3)「スタートアップの種類」から起動のタイプを設定します。設定が完了したら[OK]をクリックします。

各起動設定の内容は以下の通りです。



自動(延滞開始)・・・・・他の自動起動サービスが全て起動されてから起動されます。
自動・・・・・Windows 起動時に自動で起動されます。
手動・・・・・自動では起動されませんが、手動あるいは他のサービスなどから起動することが可能です。
無効・・・・・自動起動されません。手動でも起動できません。
自動(トリガー)・・・・・Windows 起動時に自動起動されますが、役目が終了したら自動的に停止します。
手動(トリガー)・・・・・他のサービスなどから起動されますが、役目が終了したら自動的に停止します。

sc コマンドでサービスを設定する

次にsc コマンドでコマンドプロンプトより設定する方法を紹介します。

(1)管理者でコマンドプロンプトを開きます。

参考:管理者権限でコマンドプロンプトを開く方法

(2)以下のコマンドを実行します。


自動起動設定



C:\>sc config edgeupdatem Start= auto


【注意】Powershellで実行すると、sc がコマンドレットである set-contentとバッティングしエラーとなるので注意してください。C:\WINDOWS\system32\sc.exe などフルパスで指定するなどの工夫が必要です。
手動



C:\>sc config edgeupdatem Start= demand

無効



C:\>sc config  edgeupdatem Start= disabled

自動(延滞開始)



C:\>sc config  edgeupdatem Start= delayed-auto

sc コマンドで以下のようなエラーが発生する場合はコマンドプロンプトを管理者として実行してください。


C:\>sc stop ServiceName

[SC] OpenService FAILED 5:
アクセスが拒否されました。

サービスを手動開始する

サービスを手動で開始する方法を紹介します。sc コマンドにより起動します。


C:\>sc start edgeupdatem

他の方法として net コマンドでも開始させることが可能です。


C:\>net start edgeupdatem


サービスを手動で停止する

サービスを手動で停止する方法を紹介します。sc コマンドにより停止します。


C:\>sc stop edgeupdatem

他の方法として net コマンドでも停止させることが可能です。


C:\>net stop edgeupdatem


サービスの設定を確認する

sc コマンドを利用してサービスの設定を確認する方法を紹介します。



サービスが起動中か確認する

net start コマンドを利用してサービスが起動中か確認することが可能です。findstr の 戻り値 (ERRORLEVEL)で結果の判定が可能です。
サービス起動中なら文字列が存在するはずなので findstr で検索しています。




sc コマンドを利用してサービスが起動中か確認することが可能です。findstr の 戻り値 (ERRORLEVEL)で結果の判定が可能です。
サービス起動中なら"Status"が"Running" であるためfindstr で検索します。




レジストリからサービスの設定を確認する

レジストリから reg コマンドでサービスの設定を確認する方法を紹介します。サービスの設定はレジストリに保存されています。その値を確認します。



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