システム復元ポイントを作成する方法を紹介します。システム変更を行う場合に実行してください。もしシステム変更に失敗してWindows が不安定(遅くなる、エラーが頻発する、インターネットに接続できないなど)になっても、システム復元ポイントを作成した時点に戻ることができるので、Windowsの調子が悪くなる場合の対処となります。ただしWindows Update 実行時などは自動で生成されるようです。
コマンド一発で作成する手順とメニューから作成する方法があります。好みに合わせてどちらかで作成してください。
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コマンド1行で作成することが可能です。管理者権限でプロンプトを開いてから以下のコマンドを実行します。数分かかります。
C:\>wmic /Namespace:\\root\default Path SystemRestore Call CreateRestorePoint "Startup Restore Point", 100, 7
(SystemRestore)->CreateRestorePoint() を実行しています
メソッドが正しく実行しました。
出力パラメーター
instance of __PARAMETERS
{
ReturnValue = 0;
};
(*)このコマンドでは一日一度だけ作成可能です。二度目はコマンドを実行してすぐに終了するだけで実際には作成されていないようです。
手動で作成する方法を紹介します。
(1)画面左下の窓のマーク()を右クリックします。
(2)メニューが表示されるので[システム]を選択します。
(3)[システムの保護]をクリックします。
(4)「システムの保護」タブが選択されていることを確認し[作成]を実行します。
(5)適当な名前を付けてから[作成]を実行します。
作成処理が開始されます
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(6)以下のダイアログが表示されれば作成は成功です。
正常に作成されたか確認する方法です。管理者権限でコマンドプロンプトを開き以下のコマンドを実行します。ポイントの一覧が表示されるので、作成日時を確認してください。
C:\>powershell Get-ComputerRestorePoint
CreationTime Description SequenceNumber EventType RestorePointType
------------ ----------- -------------- --------- ----------------
2017/06/16 17:23:29 Startup Restore Point 82 BEGIN_SYSTEM_C... 7
参考:Windows 10 起動時に自動的に修復ポイントを作成する方法
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