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CompatTelRunner.exeとは | CPU使用率が高い場合の対処やプロセスを停止する方法

Windowsを使用していると、突然操作が遅くなる場合があります。
タスクマネージャーを起動すると特定のCPUの負荷率(場合によっては100%)になっている場合もあります。 このプロセスの役割は何?高CPU使用率の場合の対処は?プロセスを止めていいの?などを説明します。


プロセス名

CompatTelRunner.exe

実行中のプロセスが存在するかは、以下のコマンドで確認が可能です。
C:\>tasklist | findstr /I CompatTelRunner.exe

名称

Microsoft Compatibility Telemetry

ファイルパス

C:\Windows\System32\CompatTelRunner.exe
(注意)上記は代表的なパスでその他フォルダにもファイルが存在する可能性があります。

関連サービス

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プロセスの概要

「Microsoft カスタマー エクスペリエンス向上プログラム」関連です。ただしこれに参加していなくても、スケジューラにより定期的に起動されます。

Telemetryとは「遠隔測定法」という意味です。

(*)「Microsoft カスタマー エクスペリエンス向上プログラム」とは使用中のWindows PCの性能情報などを定期的にマイクロソフトに送信し、マイクロソフトが統計データとして活用して品質を向上させる仕組みです。インターネット経由でデータは送付されますが、個人情報などは送付されないはずです。

プロセスを止める方法

タスクスケジューラにより定期的に実行されます。よって常駐タイプではないため、作業が終了したら自動的に終了します。

タスクを無効にするには、以下のスケジュール設定を無効にします。(Windows 10)

\Microsoft\Windows\Application Experience\Microsoft Compatibility Appraiser

以下のどちらかの方法で無効化することが可能です。

(1)タスクスケジューラーの \Microsoft\Windows\Application Experience\Microsoft Compatibility Appraiser を無効化する。
(右クリックして [無効] を選択する。)。
(2)あるいはコマンドプロンプト(管理者権限) から以下のコマンドを実行する。

schtasks /End /TN "\Microsoft\Windows\Application Experience\Microsoft Compatibility Appraiser"
schtasks /Change /TN "\Microsoft\Windows\Application Experience\Microsoft Compatibility Appraiser" /DISABLE

CPU使用率が高い場合

タスクスケジューラで上記の「Microsoft Compatibility Appraiser」を無効化した後、Windows を再起動します。
・アンチウィルスでシステム、及び全部のドライブのアンチウィルスを実行します。(アンチウィルスは最新版に更新すること。更新しないと意味がない。)

・所定の場所に存在しないファイルはウィルス、スパイウェア、RATの可能性があるので要注意です。

・Windowsを再起動します。

・以下のsfcコマンドによるシステムファイルチェックを実行します。

C:\>sfc /scannow

本ページは2016年4月における情報を元に記載しています。今後仕様が変更になる場合があります。
情報の正確性は保証されません。仕様変更後に情報が更新されるとは限りません。自己責任で参考にしてください。

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