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Windowsを使用していると、突然操作が遅くなる場合があります。
タスクマネージャーを起動すると特定のCPUの負荷率(場合によっては100%)になっている場合もあります。
このプロセスの役割は何?高CPU使用率の場合の対処は?プロセスを止めていいの?などを説明します。
dllhost.exe実行中のプロセスが存在するかは、以下のコマンドで確認が可能です。
C:\>tasklist | findstr /I dllhost.exe
COM Surrogate
C:\Windows\system32\dllhost.exe(注意)上記は代表的なパスでその他フォルダにもファイルが存在する可能性があります。
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"Microsoft DCOM DLL Host Process"の略称です。
主プロセスの代理としてプロセス(DLLファイルやexe)を実行します。例えばエクスプローラがサムネイルを作成する場合、アルゴリズムの不具合や画像の不正フォーマットによりアプリケーションエラーを発生する可能性があります。その場合、元のプロセスであるエクスプローラまで異常終了してしまいます。
これを避けるため、サムネイル生成のプロセスを新規に生成し、エクスプローラは異常終了からのリスクを無くします。ただし新規にプロセスを生成するコストは高いため、パフォーマンスは悪化します。
役割が終わったと同時にdllhost.exeプロセスは終了するため、常時起動するプロセスではありません。
(*)Surrogateは"代用品"という意味です。
役目が終了したら自動的に停止されます。停止しないということは何らかの処理を行っているということなので、その処理を特定して対処します。
Process Explorer (Microsoft サイトからダウンロード可能)で原因となっているプロセスを特定します。
・アンチウィルスでシステム、及び全部のドライブのアンチウィルスを実行します。(アンチウィルスは最新版に更新すること。更新しないと意味がない。)・所定の場所に存在しないファイルはウィルス、スパイウェア、RATの可能性があるので要注意です。
・Windowsを再起動します。
・以下のsfcコマンドによるシステムファイルチェックを実行します。
C:\>sfc /scannow
本ページは2016年4月における情報を元に記載しています。今後仕様が変更になる場合があります。
情報の正確性は保証されません。仕様変更後に情報が更新されるとは限りません。自己責任で参考にしてください。
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