<Configuration><VGpu>Default</VGpu>
<Networking>Enable</Networking>
<MappedFolders>
<MappedFolder>
<HostFolder>C:\temp\sandboxshare</HostFolder>
<ReadOnly>true</ReadOnly>
</MappedFolder>
</MappedFolders>
<LogonCommand>
<Command>powershell "C:\Users\WDAGUtilityAccount\Desktop\sandboxshare\login.bat"</Command>
</LogonCommand>
</Configuration>
ログインスクリプト
ログインスクリプトを作成します。2019年7月現在では ログインスクリプトには Powershell (ps1)は指定できませんでした。なぜならデフォルトではセキュリティの関係上 Powershell スクリプトを実行できないからです。
よってバッチファイルでスクリプトの実行を許可してから、プロセスモニタを起動する Powershell シェルを起動しています。
ホストOS側で次のファイルを生成します。
C:\temp\sandboxshare\login.bat
powershell Set-ExecutionPolicy RemoteSigned
powershell "C:\Users\WDAGUtilityAccount\Desktop\sandboxshare\loginscript.ps1"
プロセスモニタダウンロード、実行シェル
プロセスモニタをダウンロードして実行するシェルを作成します。ファイルは c:\temp\sandboxshare\loginscript.ps1です。上記の login.bat からコールされます。
ホストOS側で次のファイルを生成します。
#初期値の設定
$TEMPFOLDER = "C:\temp\"
$PROCESSMONITORFILENAME = "processmonitor.zip"
#c:\temp フォルダを作成する
mkdir $TEMPFOLDER
#プロセスモニタをダウンロードする
$WebCli = New-Object System.Net.WebClient
$DownloadUri = New-Object System.Uri("https://download.sysinternals.com/files/ProcessMonitor.zip")
$WebCli.DownloadFile($DownloadUri, "${TEMPFOLDER}${PROCESSMONITORFILENAME}")
#ダウンロードしたプロセスモニタのZIPファイルを解凍する
Expand-Archive -Path "${TEMPFOLDER}${PROCESSMONITORFILENAME}" $TEMPFOLDER
#プロセスモニタを実行する
iex ("${TEMPFOLDER}\Procmon.exe")
以上でwsb をダブルクリックするたびにサンドボックス内でプロセスモニタが起動されます。
<LogonCommand>に関する補足
<HostFolder>C:\temp\sandboxshare</HostFolder>
で指定したフォルダが"ホスト OS 側のサンドボックス側に見せるフォルダ"となります。
このフォルダがサンドボックスが側では、デスクトップ上に表示されます。ただし デスクトップ上では"temp\sandboxshare" ではなく "sandboxshare"として表示されます。
最終更新日:2019/07/07
[ホーム] - [Windows 10 サンドボックス 使い方] - [プロセスモニタを起動ごとに自動でダウンロードする Windows10サンドボックス設定]
本サイト内掲載されている情報は、著作権法により保護されています。いかなる場合でも権利者の許可なくコピー、配布することはできません。 このページはリンクフリーです。(このページへの直接リンクも可能です。) Copyright(c) tooljp.com 2007-2019