Windows 10 起動時に自動的に修復ポイントを作成する方法

PCを起動したときに、修復ポイントを自動的に生成する方法を紹介します。ドライバやアプリケーションをインストールした場合、何か問題がありシステムが不安定になる場合があります。そのような場合に備えて事前じ修復ポイント(リカバリポイント)を作成しておくと、問題が発生したときにその修復ポイントに戻ることが可能です。

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~このページでの説明内容~
・PCを起動するたびに、修復ポイントを自動で生成する方法を紹介。
・タスクスケジューラの機能を使用して自動で生成する。
・事前に修復ポイントの機能を有効にする必要がある。
・一日に何度も起動しても、初回起動時のみしか取得されないようなので注意。
・修復ポイントの一覧を表示するコマンドを紹介。

システム保護が有効であることを確認する

まずこの機能を使用するには「システム保護」が有効である必要があります。

コントロール パネル→システムとセキュリティ→システムの「システム保護」で確認します。
システム保護機能の確認

タスクスケジューラで起動時の復元ポイント自動生成を設定する

タスクスケジューラより設定を行います。
新規にタスクを生成します。「全般」タブで「ユーザーがログオンしているかどうかにかかわらず実行する」「最上位の特権で実行する」をチェックします。
タスクスケジューラで生成
「トリガー」タブで「スタート時」に設定します。これでPC起動時に実行されるタスクとなります。
スタートアップ時に実行
プログラム/スクリプトに「wmic.exe」と入力します。
引数の追加に「/Namespace:\\root\default Path SystemRestore Call CreateRestorePoint "Startup Restore Point", 100, 7」と入力します。

wmicを設定
以上で設定は完了です。これで次回起動時に自動的に作成されます。

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注意事項

このタイプの修復ポイント(Startup Restore Point)は1日1回しか作成されないようです。よって1日で何度もWindowsを再起動しても、初回の1回のみしか取得されないようです。よってドライバをインストールしたりソフトウェアをインストールしたりシステムに重要な変更を与える場合は、毎回手動で生成するべきです。

確認方法

以下のpowershell コマンドでシステム修復ポイントの一覧を表示することが可能です。管理者権限で開いたコマンドプロンプトより実行してください。
C:\>powershell Get-ComputerRestorePoint

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