Windows 10の新機能について紹介します。リリース前(2015年4月現在)であるため、製品版で変更となる可能性があります。
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(1)スタートメニュー完全復活
Windows 8でスタートメニューが廃止、不評だったため Windows 8.1 で一部のスタートメニューが復活しました。Windows 10ではスタートメニューが完全に復活しました。
メニュー + タイル構成となり、Windows 8のようにデスクトップとタイルメニューをいったりきたりすることは無くなりました。
(2)アプリのデスクトップ表示 / ウィンドウ表示
アプリをデスクトップ上で表示可能となりました。Windows8.xではアプリはスタート画面(モダン UIやメトロUIとも呼ばれた)のみ実行が可能でした。またアプリはウィンドウ形式で表示が可能となりました。Windows 8.xではアプリはフルスクリーン表示のみでした。
(3)スナップ機能
アプリに関して上下左右の4分割スナップが可能となりました。自動的にリサイズされ複数アプリを簡単に綺麗に分割して表示が可能となりました。
(4)タスクビュー
タスクバーに「タスクビュー」ボタンが追加されました。このボタンにより起動中のタスク一覧(サムネイル含む)が簡単に表示、切り替えが可能となりました。
(5)仮想デスクトップ
デスクトップ上に複数の仮想デスクトップを追加することが可能となりました。
(6)音声認識/音声会話のアシスタント
音声認識、音声会話機能が追加されました。音声を認識・理解してWindowsの機能を実行する機能が追加されました。
(7)軽量ブラウザ
IEは高機能である反面、他のブラウザと比較して動作が重くなっています。IEとは別に新たに機能を限定した軽量ブラウザが提供されます。
機能 | Windows 8.1 | Windows 10 |
スタートメニュー | 部分的に復活したが、使い勝手は不満。 | 完全復活。さらにアプリもメニューに追加。 |
アプリ | 「スタート画面」でのみ表示が可能。 フルスクリーンのみ表示が可能。 |
デスクトップで表示が可能。 フルスクリーン以外にもウィンドウとして表示が可能。 |
スナップ | 基本的に左右の分割。 | 上下の4分割スナップが可能に。ただしアプリの解像度により制限あり。 |
タスクビューボタン | 機能無し。 | 新機能。 |
仮想デスクトップ | 機能無し。 | 仮想デスクを複数追加が可能となった。 |
音声認識/音声会話のアシスタント | 機能無し。 | 音声を理解してWindows機能を実行する。 |
軽量ブラウザ | 機能無し。 | 追加。 |
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以下はアプリをウィンドウとして複数実行している画面です。アプリのウィンドウサイズも原則変更が可能です。