HP の ENVY ノートPCを利用していました。CドライブがSSDでDドライブがHDDが標準で装備されていました。数年利用していましたが、ついにDドライブが壊れてしました。h締めはDドライブのファイルがちょこちょこ見えなくなりましたが、最後は完全にDドライブが見えなくなりました。完全に追加のHDDが認識されなくなったということです。そこで自力でHDDを交換しました。その時色々と苦労したのでメモを残しておきます。
当然HDDを入れ替えるには、HP ノートPC の裏側の蓋を開ける必要があります。しかし一般のプラス、マイナスのねじではなく六角、星形のねじでした。これは正式には トルクスネジ と呼ぶようです。
100円ショップで買ってきてノートPCの裏ブタを開けようとしましたが、全くできませんでした。逆にねじの穴を潰してしまいそうになり、すぐに使用を中止しました。
代わりにAmazon で購入しました。次の物を購入したところ、強度も強く無事ねじを開けることができました。
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次の赤枠のトルクスねじのドライバがぴったりでした。強度強くねじ穴にダメージを与えるようなことは無さそうでした。
ただ裏面のHPのネジをすべて外しても裏ブタは開きません。初めは不思議でした。無理に外そうとしたら割れそうになりました。絶対に無理に開けようとしないでください。
ゴムの裏にネジが隠れていました。ゴムは一度外すと元に戻らない点に注意してください。別途部品として販売されているのかは不明です。
機種にもよりますが、ゴムは2本あるので注意してください。
HP ENVY を開けたところです。1番目はSSDですが、2番目は SATA の HDD です。これが故障したので新品を購入して入れ替えました。入っていたのは1TBでしたが、容量アップのため東芝の2TB SATA 2.5 インチ 6Gbps を購入しました。
HDDの入れ替えは簡単です。次の白い部分を交換しました。
購入した東芝 SATA HDD 2.5 インチは次の通りです。
東芝 2.5インチ HDD 2TB 内蔵型 ノートパソコン ミニPC 向け PCモデル SATA 6Gbps対応 MQ04ABD200-2YW |
HDD を入れ替えた後(当然PCは停止して交換)、初めてWindowsを起動したとき、もし交換が正常に終了していたら、HDDが認識されるはずです。そこでそのHDDをフォーマットしてドライブ名を付ける必要があります。
次はWindows 10 でのサンプルです。HDDを付けた状態でコントロールパネルの管理ツールのディスクマネージャを起動すると次のように新規のHDDが認識されています。MBR か GPT を選択しますが、ここではデフォルトのGPT のまま進めます。
ディスクサイズを指定します。デフォルトではフルでアサインするサイズが指定されていると思います。フルでアサインするならそのまま「次へ」を実行します。
後は指示に従います。
参考まで HDDが故障した場合、どのようなWindows イベントログが記録されているのかメモとして残しておきます。
ログの名前: System ソース: disk 日付: イベント ID: 7 タスクのカテゴリ: なし レベル: エラー キーワード: クラシック ユーザー: N/A コンピューター: PCNAME 説明: デバイス \Device\Harddisk1\DR1 に不良ブロックがあります。 イベント XML: |
ログの名前: System ソース: disk 日付: イベント ID: 11 タスクのカテゴリ: なし レベル: エラー キーワード: クラシック ユーザー: N/A コンピューター: PCNAME 説明: ドライバーは \Device\Harddisk8\DR8 でコントローラー エラーを検出しました。 イベント XML: |
ログの名前: System ソース: disk 日付: イベント ID: 153 タスクのカテゴリ: なし レベル: 警告 キーワード: クラシック ユーザー: N/A コンピューター: PCNAME 説明: ディスク 2 (PDO 名: \Device\00000088) の論理ブロック アドレス 0x3e92a708 で IO 操作が再試行されました。 イベント XML: |