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nul デバイスとは | 闇に葬りたい方はこちらに | Windows バッチファイル






nul デバイスとはデータを書き込んでも無視されるデバイスです。 nulデバイスにリダイレクトしても、一切の影響はありません。例えば出力結果をどこにも表示させたくない場合などに使用します。

以下の例では標準エラー出力を画面に表示しません。 エラーは消去しています。


C:\del c:\temp\test.txt 2> nul



一方で 2> nul が無い場合は以下のようなエラーが出力されます。

C:\>del c:\temp\test.txt
c:\temp\test.txt が見つかりませんでした。



次はあまり意味がないコートですが、何も表示されません。

C:\echo "test" > null




以下はNULLデバイスを使用して 0 バイトのファイルを作成するサンプルです。

C:\temp>copy NUL null.txt
1 個のファイルをコピーしました。

C:\temp>dir null.txt
ドライブ C のボリューム ラベルがありません。
ボリューム シリアル番号は ***-**** です

C:\temp のディレクトリ

2018/11/22 22:58 0 null.txt
1 個のファイル 0 バイト
0 個のディレクトリ 22,354,001,920 バイトの空き領域




以下の例では"続行するには何かキーを押してください . . "というメッセージ表示せずに入力待ちとなります。

C:\>pause > nul




C:\>pause
続行するには何かキーを押してください . . .









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