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【一括削除】フォルダやディレクトリをワイルドカードでまとめて消去するサンプル | Windows バッチファイル






目的


Windows 環境においてフォルダ(ディレクトリ)をワイルドカードで一括削除する方法を紹介します。フォルダの再帰的な削除とも呼びます。
Windows にはファイルを削除する del コマンド、フォルダを削除する rmdir コマンドが用意されています。しかし rmdir コマンドは再帰的に一括して削除するコマンドはありません。おそらく操作ミスですべてのフォルダやファイルが削除されるのを恐れて用意していないのではと思います。
よってこのページではフォルダをまとめて削除するサンプルプログラムを紹介します。

失敗例


ディレクトリをワイルドカードオプションにより一気に削除しようとした場合、以下のエラーが表示されます。

正しくないサンプル:

C:\rmdir /s /q ab*
ファイル名、ディレクトリ名、またはボリューム ラベルの構文が間違っています。



rmdir はワイルドカード(*)には対応していないようです。2018年現在ではこの方法ではサブフォルダ内を一気に削除することはできないようです。


解決方法



ワイルドカードでフォルダを削除する場合は for 文を合せて削除します。
以下は「ab*」というフォルダをカレントフォルダより一気にまとめて削除するサンプルです。


for /F %a in ('dir /ad /b /w ab*') do rmdir /S /q %a



一瞬ですべてのファイルが削除されるため実行時は十分に注意してください。







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