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robocopy で指定した日付以後をコピーするサンプル | Windows バッチファイル






robocopyで最終編集日付で処理を行う方法を紹介します。

・何月何日以後に編集されたファイルをコピーしたい。
・10日以後に編集されたファイルをコピーしたい。

など範囲を指定して処理したい場合もあるでしょう。特に最近編集したファイルのみバックアップしたい場合もあるでしょう。そんな場合に活用してください。
2018年現在で私が調べた限りでは robocopy では日付だけで時間での指定はできませんでした。ただし他に方法があるかもしれません。


(注意)
以下の例でサブフォルダも含めたい場合はそれぞれ以下のオプションを付けてください。
/S :: サブディレクトリをコピーしますが、空のディレクトリはコピーしません。
/E :: 空のディレクトリを含むサブディレクトリをコピーします。



サンプルコード集

以下は Windows 10 環境におけるサンプルコードと実行結果です。


YYYYMMDD 以後(より後)に編集されたファイルを処理する。ここでは YYYY は 2018年などの「年」、MMは11月などの「月」、DDは05日などの「日」を表します。以後も同じです。


サンプルコード:


robocopy <fromファイル> <toファイル> /MAXAGE:YYYYMMDD

例:
robocopy c:\test\from c:\test\to /MAXAGE:20180901

・2018年09月01日以後に編集されたファイルがコピーされます。
・2018/8/31のファイルは含まれません。
・YYYYMMDD ぴったりの日付も含みます。



n日前より後に更新されたファイルを処理する。


サンプルコード:


robocopy <fromファイル> <toファイル> /MAXAGE:n

例:
robocopy c:\test\from c:\test\to /MAXAGE:1

・nに1を指定した場合、今から0時間〜24時間以内に更新されたファイルが対象となります。
・nに10を指定した場合、今から0時間〜10日(240時間)以内に更新されたファイルが対象となります。



YYYYMMDD 以前(より前)に編集されたファイルを処理する。


サンプルコード:


robocopy <fromファイル> <toファイル> /MINAGE:YYYYMMDD

例:
robocopy c:\test\from c:\test\to /MINAGE:20180831


・YYYYMMDD ぴったりの日付は含みません。2018/08/31も処理したい場合は20180901 を指定します。


n日前より後に更新されたファイルを処理する。


サンプルコード:


robocopy <fromファイル> <toファイル> /MINAGE:n

例:
robocopy c:\test\from c:\test\to /MINAGE:1

・nに1を指定した場合、今から24時間〜過去すべてに更新されたファイルが対象となります。
・nに10を指定した場合、今から240時間〜過去すべてに更新されたファイルが対象となります。



YYYYMMDD 〜 YYYYMMDD まで


サンプルコード:


robocopy <fromファイル> <toファイル> /MINAGE:<今より近い日付> /MAXAGE:<今より遠い日付>

例:
robocopy c:\test\from c:\test\to /MINAGE:20180910 /MAXAGE:20170101

・2018年9月10日から2017年1月1日の間に編集されたファイルを処理します。

(*)テストで最終編集日を変更する場合、以下のフリーツールが使いやすいです。

https://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/util/se394820.html







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