完全に理解するまでの必要はありません。キーワードは理解する必要があります。
1.プロジェクト/ソフトウェア関連
EVM Earned Value Management) | EV(Earned Value:出来高)という金額をベースとしたプロジェクト管理手法。 PV(Planned Value)→プロジェクトの計画値 EV(Earned Value:出来高)→プロジェクト途中での予算としての合計のコスト AC(Actual Cost:積算値)→プロジェクトの途中までで実際のコスト CV(コストの差異)→プラスの場合、コストは問題なし SV(スケジュールの差異)→プラスだとスケジュールは問題なし EV-PVがマイナスである場合、プロジェクトが計画より遅れている。 |
インスペクション | システム設計やプログラムのロジックなどを第三者(主に専門家)が検証すること。 |
パスアラウンド(pass around) | レビュー対象のドキュメント等を電子メールなで関係者に配布し、フィードバックを求めること。回覧レビューとも呼ぶ。 |
バランススコアカード(Balanced Scorecard) | 以下の4つの視点に基づき、相互の適切な関係を考慮しながら目標や戦略を検討する手法 ・財務 ・顧客 ・業務プロセス ・学習と成長 |
プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント | 金のなる木・・・成長率:低、占有率:高 花形製品・・・成長率:高、占有率:高 問題児・・・成長率:高、占有率:低 負け犬・・・成長率:低、占有率:低 |
共通フレーム2007 | ソフトウェアの企画→開発→運用→保守→廃棄までのライフサイクルを通して、作業項目・役割を包括的に規定 |
システム監査基準 | システム監査基準より引用 このような情報システムにまつわるリスクを適切にコントロールすることが組織体における重要な経営課題となっている。システム監査は、組織体の情報システムにまつわるリスクに対するコントロールが適切に整備・運用されていることを担保するための有効な手段となる。また、システム監査の実施は、組織体のITガバナンスの実現に寄与することができ、利害関係者に対する説明責任を果たすことにつながる。 |
ファンクションポイント法 | アプリケーションを「外部入力、外部出力、外部照合、内部論理ファイル、外部インターフェイス」の5要素で個数をカウントし、重み付けしてアプリケーションの開発規模の概算を計算する。 COCOMOはファンクションポイント法を拡張した手法。 |
CMMI(Capability Maturity Model Integration) | ソフトウェア開発プロセスの標準化と最適化を推進し、組織のプロセスの改善を継続するためのガイドライン。 |
2.表記方法
UMLのクラス図 | 集約(aggregation)・・・「全体-部分」の関係。 コンポジション(composition)・・・「全体-部分」の関係。結びつきが強い。双方の存在が必要。 [車]◆-------[タイヤ] 「0..n」あるいは 「*」・・・0以上 「1..n」・・・1以上 「1」・・・1 |
パレード図 | 出現頻度の大きさの順に棒グラフとして並べ、累積和を折れ線グラフで表した図。原因分析を行う。 |
ユースケース図 | システム要件を記載する図。 「サブジェクト」「アクター」「ユースケース」の3要素から記載する。 |
アクティビティ図 | 制御フローを表現。 「開始状態」から矢印に従い「実行」を行い、最終的に「終了状態」へ |
状態遷移図 | 有限オートマトンを可視的に表現。 |
決定表 | Y/N |
データフローダイアグラム(DFD) | データの“源泉、吸収、流れ、処理、格納“をベースにデータの流れを表現。 |
構造化チャート | |
ガントチャート | 縦軸にWBS(Work Breakdown Structure)、横軸に時間 |
シーケンス図 | クラスあるいはオブジェクト間の相互作用を時間の経過を基準に表現 |
コミュニケーション図 | オブジェクト間のメッセージフローを表現し、結果としてクラス間の関連を表現する。 |
3.ビジネス
BABOK(A Guide to the Business Analysis Body of Knowledge) | ビジネスアナリシスのベストプラクティスを体系化した書籍。7種類の知識体系から構成される。 |
ダイバーシティ・マネジメント(Diversity Management) | 従業員に関して性別、年齢、国籍などの多様性を尊重し、組織の活性化に活かすマネージメント。 |
バリューチェーン(Value Chain) | 主活動 ・購買物流 ・製造 ・出荷物流 ・販売 ・マーケティング 支援活動 ・全般管理 ・人事、労務管理 ・技術開発 ・調達活動 |
職能部門別組織 | 購買、生産、販売、財務な仕事の特性別に部門を編成する組織のこと。 |
MRP(Materials Requirements Planning) | 生産・在庫管理における管理手法。 製品の生産計画を元に、、資材、人員、設備の計画を行う。 |
コンカレントエンジニアリング(concurrent engineering) | 製品の設計、開発、生産準備を同時に行い、工期を短縮する手法。 |
BTO(Build to Order) | 注文を受けてから生産する生産方式。 |
デルファイ法 | 意見集約の方法。 専門家や経験豊富な人物にアンケート調査を行いその結果を分析する。これを繰り返し組織の意見を集約する。 |
マーケッティングの4P | 製品(Product)⇔Customer Value(顧客にとっての価値) 価格(Price)⇔Cost to the Customer(顧客の支払い) 流通(Place)⇔Communication(コミュニケーション) コミュニケーション(Promotion)⇔Convenience(入手の容易性) |
KPI(Key Performance Indicator) KGI(Key Goal Indicator) |
KGI・・・達成すべき目標 KPI・・・目標を達成するために、モニタリングする指標 |
PLM(Product Lifecycle Management) | 開発→製造→販売→保守→リサイクル の過程を一元管理しコスト削減、工期短縮などを実現。 |
セル生産方式 | 少数の作業者チームで製品の組み立て工程を行う。多種類かつフレキシブルな生産生産方式に向いている。 |
クロスセクション法(cross-section analysis) | 過去に発生した類似の事例から共通する因子を分析し、将来発生する事象を予測する。 |
業界における競争地位戦略 | リーダ戦略・・・業界の最大大手を狙う。 チャレンジ戦略・・・リーダに挑戦しシェア拡大を狙う。 フォロー戦略・・・リーダに追随するし、現状を維持する。 ニッチェ戦略・・・リーダが狙わない専門に特化し市場でシェアを拡大する。 |