更新日:2021/10/30
Windows環境において、インストールされているアプリケーション一覧を出力するコマンドの紹介です。
様々な方法があると思いますが、ここでは以下の3通りに関してサンプルを提示します。
(1)wmic の WmiObject を使用する方法
(2)レジストリから読み取る方法
(3)Windowsストアアプリ(UWP)を取得する方法
(1)(2)はWindowsネーティブアプリの情報を取得します。一方で(3)は UWPアプリの情報を取得します。
以下のコマンドを実行します。
PS C:\> Get-WmiObject -Class Win32_Product
参考:
コントロールパネルでインストールされているプログラムを表示する
Powershell の "Get-ItemProperty" コマンドレットでも取得が可能です。
インストールされたプログラムの"名前", "バージョン" , "コメント" , "発行者" , "インストール日時" を取得します。レジストリから値を読み込んでいます。
全ユーザに対してインストールされたプログラムの一覧を表示します。
サンプルコード:
Get-ItemProperty HKLM:Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\* | Select-Object DisplayName, DisplayVersion, Comments, Publisher, InstallDate
これは上記サンプルに似ていますが、全ユーザではなく、特定のユーザが自分向けにインストールした一覧を表示します。(他のユーザは使用できません)。全ユーザ向けと比較して、かなり少ないはずです。
サンプルコード:
Get-ItemProperty HKCU:Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\* | Select-Object DisplayName, DisplayVersion,Comments ,Publisher, InstallDate
実行結果:
以下は実行例です。
DisplayName : Microsoft OneDrive
DisplayVersion : 21.205.1003.0003
Comments :
Publisher : Microsoft Corporation
InstallDate :
DisplayName : Zoom
DisplayVersion : 5.0
Comments :
Publisher : Zoom Video Communications, Inc.
InstallDate :
DisplayName : Python 3.9.1 (64-bit)
DisplayVersion : 3.9.1150.0
Comments :
Publisher : Python Software Foundation
InstallDate :
上記はWindows ネーティブなアプリの一覧でしたが、Windows ストアアプリ (UWP) の一覧も出力が可能です。
サンプルコード:
Get-ItemProperty "HKCU:Software\Classes\Local Settings\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\AppModel\Repository\Packages\*" | Select-Object DisplayName, PackeageID
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