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HP Service Pack for ProLiant (HP SPP) ダウンロードで苦労した件

環境:Redhat Enterprise linux 7(EL)




まとめ



(1)HP Service Pack for ProLiant (HP SPP)
ファームウェア、システムソフトウェアのなどある時点での最新のセット。ここにネットからダウンロードしないでこれ一枚(isoで提供)なのでとても便利。ドライバ、ファームなどを目視で検索、ダウンロードする手間が省ける。

(2)HP Smart Update(略称:HP SUM)
ファームウェア、システムソフトウェアのアップデート

ポイント


誰でもSPP をダウンロードできるわけではない。パスポートアカウント作成(これは無料)し、さらにHPサーバの保証書に印刷されている「製品シリアル番号」、「製品番号」をそのアカウントに設定する必要がある。そこを知らずにダウンロードできずに苦労した。


手順


(1)HPE パスポートアカウント作成。(メールアドレス必要、無料)
(2)HPE パスポートアカウントでログイン。(※)原因は不明だがここでログインしておかないと、先の「ISOダウンロード」手順で詰まる(リンクが応答しない)。ブラウザの問題だったのかも。
(3)ダウンロード
http://h17007.www1.hpe.com/jp/ja/enterprise/servers/products/service_pack/spp/index.aspx

(4)ISOを選択

(5)ソフトウェアの入手を選択

(6)
以下のポップアップが表示される。ここで「Contracts & warranties」を選択する。

=====================================================================================
サポートの検証が必要です
アプリケーションにアクセスするには、HP Proliant serversに対応する標準保証またはサポート契約が必要です。
アプリケーション(HP Proliant servers用)のご利用に関するヘルプ
=====================================================================================

(7)
『標準保証をリンク』

をクリック。

(8)

製品シリアル番号、製品番号 などを入力。これで正規購入者であることが設定できる。

「標準保障がリンクされました」と表示されれば成功。


以下のようなiso ファイルがダウンロードできる。

xxxxxx_xxx_spp-2017.07.1-SPP2017071.2017_0718.xx.iso


実行方法


DVDを焼くか 仮想環境なら iso をマウントする。

# ./launch_sum.sh
Copying sum files to /var/tmp/localsum

sum_service_x64 started successfully on port 63001, ssl port 63002 and ftp port disabled.
Error: cannot launch browser.

CUIのみインストールなら上記の通りブラウザの起動に失敗するので、他の端末から ブラウザで63001へアクセスする。
(https なら 63002 へアクセスする)

https://<IPアドレス>:63002



注意事項


SPP にも Gen 7 や Gen 7.1などが存在します。
HP Proliant サーバにも Gen 10などがあるがこれらは直接関係ないようです
実際に Gen 7.1 にも HP Proliant Gen10 用のモジュールが含まれていた。





(*)本ページは Redhat Enterprise Linux 7.2以後を想定しています。

最終更新日:2018/12/26



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