# snmpget -c cacti -v 1 10.0.0.1 .1.3.6.1.2.1.1.4.0
Timeout: No Response from 10.0.0.1
ポイント
・snmp v1とかv2ではコミュニティ名が合致していると接続できてしまいます。(コミュニティ名がセキュリティのようなものです。)
・/etc/snmp/snmpd.confで接続可能なIPアドレス、ユーザ、グループ、セキュリティ名、アクセス権などを設定します。
・ファイアウォール など下位の層のネットワークが原因で接続できない場合もあります。
確認事項
以下の事項を確認します。
1.ping
ネットワーク的に接続されていることを PING <相手先のIPアドレス> で確認します。
2.コミュニティ名
コミュニティ名が合致していないと、"Timeout: No Response"が出力される場合があります。
snmpget -c オプションと 取得先の/etc/snmp/snmpd.confで指定しているコミュニティ名が合っていることを確認します。
3.ファイアウォール
firewalld あるいは iptables でudp/161 ポートが開いていること (snmp取得元、先の両方で確認)
4.タイムアウト
タイムアウト値を増やしてみます。デフォルトのタイムアウトは短いため、ネットワークが帯域が細かったり、snmp エージェント側に負荷がかかっている場合など取得に失敗する可能性あります。
5.snmpd.conf
/etc/snmp/snmpd.conf
でネットワークの設定が正しいことを確認します。
例1:default ですべてのネットワークから許可している
com2sec notConfigUser default mycomname
例2: 10.1.1.1 からのみ許可している
com2sec notConfigUser 10.1.1.1/32 cacti
6.サービス起動確認
取得先でsnmpd が起動されていることを確認します。
(1)systemctlの場合
# systemctl status snmpd | grep running
Active: active (running) since 日 2017-12-10 01:00:00 JST; 5min ago
(2)initの場合
# /etc/init.d/snmpd status
snmpd (pid 25***) を実行中...
7.Selinux確認
Selinuxの状態確認します。不要なら Selinux を無効化します。
# getenforce
Disabled
(*)その他グループやユーザやセキュリティ名の設定なども必要です。
(*)本ページは CentOS 7.2以後を想定しています。最終更新日:2018/02/20
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