# mkfs.xfs /dev/sdb
mkfs.xfs: /dev/sdb appears to contain a partition table (dos).
mkfs.xfs: Use the -f option to force overwrite.
・パーティションだけをフォーマット
# mkfs.xfs /dev/sdb1
mkfs.xfs: /dev/sdb1 appears to contain an existing filesystem (xfs).
mkfs.xfs: Use the -f option to force overwrite.
原因
ディスクをフォーマットしようとしていますが、以前に使用していときのパーティション情報がディスクに残存している可能性があります。(例えばDOSやxfsなどです。)
対処
-f オプションで強制的にフォーマットはできますが、パーティション情報を消す方法を紹介します。
(1)情報表示
・ディスク全体
# wipefs /dev/sdb
offset type
----------------------------------------------------------------
0x1fe dos [partition table]
・パーティションだけ
# wipefs /dev/sdb1
offset type
----------------------------------------------------------------
0x0 xfs [filesystem]
UUID: ********-****-****-****-************
(注意)*のところは環境により異なります。
(2)消去
ディスク丸ごと消去します。
対象ディスクを間違えないようにしてください。間違えたら大事なデータが消えてしまいます。
# wipefs -a /dev/sdb
/dev/sdb: 2 bytes were erased at offset 0x000001fe (dos): 55 aa
/dev/sdb: calling ioclt to re-read partition table: 成功です
(3)
以上でフォーマットコマンドが実行できるはずです。
# mkfs.xfs /dev/sdb
(注意) sdb1 のみのフォーマットは相変わらず警告が表示されるので -f で強制的に実行します。
(*)本ページは Redhat Enterprise Linux 7.2以後を想定しています。最終更新日:2017/07/17
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