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【Redhat EL6】fdisk によるパーティションサイズの計算方法

このページでは、fdisk コマンドによりハードディスクの情報を表示し計算する方法を紹介します。
・現在のハードディスクはほとんどがセクタで管理されていて、シリンダでは管理されていません。
・よってfdisk は -u オプションで実行します。-u はシリンダではなくセクタで情報を表示します。(-u: give sizes in sectors instead of cylinders)

以下はfdisk の実行サンプルです。

この例では「total 62914560 sectors (セクタ)」と表示されています。1セクタは512bytes であるため、このハードディスクの容量は

62914560 × 512 = 32,212,254,720 (約32G)

となります。表示されるシリンダ数は参考にせず、セクタのみで計算します。

デバイス名 start (開始セクタ) end (終了セクタ) セクタ数 セクタサイズ(byte) 容量(byte)
sda1(/boot) 2048 411647 409599 512 409599 × 512 = 209714688 (約200M)
sda2(/) 411647 41371647 40960000 512 40960000 × 512 = 20971520000 (約20G)
sda3(/var) 41371647 45467647 4096000 512 4096000 × 512 = 2097152000 (約2G)
sda6(/tmp) 45467647 50593791 5126144 512 5126144 × 512 = 2624585728 (約2G)

df -uの結果(図の青枠内) と比較しておおよそ一致していることを確認してください。


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