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linux のネットワークにおける基本コマンドの使用方法及び設定ファイル
日付 | 2007/11/20 |
環境 | Redhat Enterprise linux 4 以降 |
(1)ネットワークインターフェースの状態を確認する
ifconfig -a |
(2)ipアドレスを設定する
ifconfig [インターフェース名] [ipアドレス] netmask [サブネットマスク] broadcast [ブロードキャストアドレス] |
修正内容は /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 などに保存されます。
(3)インターフェースを有効化する
ifconfig [インターフェース名] up
あるいは ifup [インターフェース名] |
(*)[インターフェース名]はeth0やloなど。ifconfig -aで確認する。
(4)インターフェースを無効化する
ifconfig [インターフェース名] down
あるいは ifdown [インターフェース名] |
(*)[インターフェース名]はeth0やloなど。ifconfig -aで確認する。
(5)パケットのダンプを見る
tcpdump [オプション] [条件式]
●[オプション] -i [インターフェース名]・・・監視するインターフェースを師弟 -n ・・・名前解決をしない ●[条件式] host [ホスト名あるいはipアドレス] port [ポート番号] |
以下の例では eth0のインターフェースに関して 172.16.0.1との telnet のパケットを出力します。
tcpdump -i eth0 host 172.16.0.1 and port 23 |
(6)ネットワークの状態を表示する
netstat [オプション]
●[オプション] -a ・・・ポートの接続状態を表示 -i ・・・ネットワークインターフェースの状態テーブルを表示 -p ・・・各ソケットが属するプログラムとPIDを表示 -r ・・・ルーティング情報を表示 -e ・・・統計情報を表示 |
以下の例ではルーティングテーブルの表示を行います。
[root@testlinux /]# netstat -r Kernel IP routing table Destination Gateway Genmask Flags MSS Window irtt Iface 10.0.1.0 * 255.255.255.0 U 0 0 0 eth0 169.254.0.0 * 255.255.0.0 U 0 0 0 eth0 default 10.0.1.254 0.0.0.0 UG 0 0 0 eth0 |
(7)設定ファイル
ネットワーク関連の設定ファイルには以下のような設定ファイルがあります。
ファイル名 | 設定内容 |
/etc/resolv.conf | DNSサーバを指定 |
/etc/hosts | 名前解決用ファイル |
/etc/nsswitch.conf | 名前解決の順番を指定(以前のライブラリでは hosts.conf) |
/etc/dhcpd.conf | DHCPの設定 |