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| 日付 | 2007/11/26 | 
| 環境 | Redhat Enterprise linux 4 以降 | 
1.X Window System
X Window Systemとは UNIX系のOSで使用される GUI環境です。クライアントとサーバの分離され、サーバ側はディスプレイ、キーボード、マウスの管理などを行い、クライアント側はリクエストをサーバ側に送信されます。サーバ、クライアント間では「X プロトコル」というTCP/IPベースのプロトコルで通信しています。
2.Xクライアント
Xクライアントのモジュールは /usr/X11R6 に、Xクライアントの設定ファイルは /etc/X11 に存在します。XFree86の設定ファイルは XF86config、X.orgの設定ファイルはxorg.confです。
3. xfs ( Xフォントサーバ)
特定のサーバのみにフォントをインストールし、他のマシンから参照する仕組み。設定ファイルは /etc/X11/fs/config に存在する。
4.xdm (ディスプレイマネージャ)
ディスプレイマネージャとは、X Window System上でユーザのログオンプロンプトを表示する仕組みです。設定ファイルは /etc/X11/xdm に存在します。
| 設定ファイル名 | |
| xdm-config | XDMの設定 | 
| XResources | ログイン画面のデザイン設定 | 
| Xsetup_0 | ログイン画面表示前に実行されるスクリプト | 
| Xsession | ログイン後に実行されるスクリプト | 
XDM以外にも gdm(GNOME ディスプレイマネージャ) や kdm (kdm ディスプレイマネージャ)などディスプレイマネージャは存在し、 /etc/X11/prefdm ファイルにより設定します。
5.Window マネージャ
Window の描画などの管理を行うアプリケーション。xdmから起動される。(あるいはCUIログオンから startx を実行) ~/.xinitrc 、このファイルがない場合には /etc/X11/xinit/xinitrc が実行される。