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【質問】cronによる定期実行が失敗する場合の確認事項

環境:Redhat Enterprise linux 6(EL)

【回答】
cronによるジョブの定期実行が失敗する場合の確認事項は以下の通りです。

(1)crond サービスが起動していることを確認します。crond サービスが停止している場合にはジョブは定期実行されません。

# /etc/init.d/crond status
crond (pid 4102) を実行中...


起動していない場合は以下を実行してOS起動時に自動的にcrond を起動する設定に変更します。
(以下は runlevel 5の場合のみ自動起動に設定しています)

現在の状態を確認します。
# chkconfig --list | grep crond
crond 0:off 1:off 2:off 3:off 4:off 5:off 6:off

runlevel 5のみ自動起動に設定します。

# chkconfig --level 5 crond on

正常に設定されたことを確認します。
# chkconfig --list | grep crond
crond 0:off 1:off 2:off 3:off 4:off 5:on 6:off


(2)ジョブスケジュールの設定を確認します。
# cat /etc/crontab


(3)実行したいファイルに実行権限があることを確認します。

#ll <実行ファイル名>

実行権限がない場合は実行権限を設定します。

# chmod a+x <実行ファイル名>

(4)crondのログを確認します。実行に失敗した原因が記録されている場合があります。
# cat /var/log/cron




(*)本ページは Redhat Enterprise Linux 5以後を想定しています。

最終更新日:2013/10/23



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