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【質問】VMware tools をCUI (コマンド)ベースでインストールする手順

環境:Redhat Enterprise linux 6(EL)

【回答】
VMware toolsをCUI (コマンド、ターミナル)経由でインストールする手順を紹介します。
GNOMEなど使用できない環境、run level3 での環境などで使用します。

(1)VMware tools をインストールする Linux 仮想マシンを起動します。
(2)仮想マシンを右クリックし[ゲスト][VMware Toolsのインストール/アップグレード]を選択します。
(3)以下のコマンドによりCD-ROMマウント様のディレクトリを作成します。
mkdir /mnt/cdrom

(4)以下のコマンドによりCD-ROM(仮想デバイス)をマウントします。
mount /dev/cdrom /mnt/cdrom

mount: block device /dev/cdrom is write-protected, mounting read-only

(*)read only でマウントします。write-protectedと表示されますが、CD-ROMへの書き込みは行わないので問題ありません。

上記の(2)の手順により、仮想デバイス内にはVMware-toolsのモジュールがマウントされています。


(5)以下のコマンドにより、VMware-toolsのモジュールを /tmp にコピーします。
cp /mnt/cdrom/VMwareTools-8.3.2-257589.tar.gz /tmp

(*)バージョンによりファイル名は異なります。

(6)/tmp に移動します。
cd /tmp

(7)モジュールを解凍します。
tar xvf VMwareTools-8.3.2-257589.tar.gz

(8)展開したディレクトリに移動します。
cd vmware-tools-distrib

(9)構成を行います。
./vmware-install.pl

( 指示に従いパラメータを設定)

(10)構成プログラムを実行します。
/usr/bin/vmware-config-tools.pl

( 指示に従いパラメータを設定)

(11)VMware-toolsの自動起動を設定します。
chkconfig vmware-tools on


仮想サーバを再起動します。以上でVMware-toolsが自動起動されます。





(*)本ページは Redhat Enterprise Linux 5以後を想定しています。

最終更新日:2014/04/05



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