【回答】
chkconfig コマンドを使用することにより、サービスの自動起動設定のオン・オフが可能です。
chkconfig --level <run level> <サービス名> on
自動起動、停止のデフォルトの順番を調べるにはそのサービスのスクリプトを調査します。例えば network サービスなら以下のファイルを調査します。
/etc/init.d/network
このファイルに以下の行があります。
# chkconfig: 2345 10 90
2345 は(デフォルトで設定されている)起動のrun level です。
自動起動に設定された場合は 10 番目となります。
停止に設定された場合は 90 番目となります。
以下のようにnetwork サービスを停止に設定した場合には、K90networkというシンボリックファイルが作成されます。
[root@localhost init.d]# chkconfig --level 3 network off
[root@localhost init.d]# ls /etc/rc.d/rc3.d/*network
/etc/rc.d/rc3.d/K90network
以下のようにnetwork サービスを自動起動に設定した場合には、S10networkというシンボリックファイルが作成されます。
[root@localhost init.d]# chkconfig --level 3 network on
[root@localhost init.d]# ls /etc/rc.d/rc3.d/*network
/etc/rc.d/rc3.d/S10network
参考まで S10network は init.d/network へのシンボリックファイルです。
[root@localhost init.d]# ll /etc/rc.d/rc3.d/S10network
lrwxrwxrwx 1 root root 17 10月 16 02:23 /etc/rc.d/rc3.d/S10network -> ../init.d/network
(*)本ページは Redhat Enterprise Linux 4以後を想定しています。
最終更新日:2009/12/30
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