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【質問】ファイルシステムにアクセスしているプロセスを強制終了する (fuser -mk)

環境:Redhat Enterprise linux 6(EL)

【回答】
1.プロセスの強制終了
fuser <ファイルシステム> -mk は指定したファイルシステムにアクセスしているプロセスを強制終了 (kill) します。

例えば以下のような場合、強制的にすべてのプロセスを強制終了して対応することが出来ます。
・フォルダを削除したくても何らかのプロセスがアクセスして削除できない。
・ファイルシステムをアンマウント (umount) したくても何らかのプロセスがアクセスしていてアンマウントできない。

以下の例では /tmp にアクセスしているプロセスをすべて強制終了します。

fuser /tmp -imk


念のため強制終了するプロセスを表示させたい場合には -imk オプションを付けます。

fuser /tmp -imk



2.気をつけること

うっかり以下のコマンドを実行すると カーネルが停止します。
ほとんどのOS稼動に必要なプロセスがすべて強制終了させられるからです。

fuser / -mk

絶対にこのコマンドは実行しないでください。




(*)本ページは Redhat Enterprise Linux 6以後を想定しています。

最終更新日:2013/09/25



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