【回答】
スティッキービットは一般的にディレクトリに対してセットされます。
スティッキービットをセットすると、ディレクトリ内のファイルの名前変更や削除は以下のユーザに限定されます。
・ファイルの所有者
・ディレクトリの所有者
・root
スティッキービットがセットされない場合には、そのファイルの書き込み及び実行権限を持つユーザが名前変更や削除が可能となります。
スティッキービットの一番有名な使用方法は /tmp ディレクトリです。
/tmp は作業ファイルや一時ファイルとしてすべてのユーザに書き込みひゃ実行権限を与えますが、一般ユーザが無断で名前変更や削除をすると他のユーザに影響が出るためにスティッキービットでこれを防ぎます。
(*)本ページは Redhat Enterprise Linux 4以後を想定しています。
最終更新日:2012/08/12
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