【回答】
(1).config ファイルを生成します。
make oldconfig
(2)カーネルを構成します。
make config ・・・コンソール 対話式
make menuconfig ・・・コンソール メニュー式
make xconfig ・・・Xメニュー式
(3)コンパイル等を実行します。
a)2.4系
make dep ・・・ 依存関係のチェック
make clean ・・・ 不要ファイルの削除
make bzImage ・・・ カーネルのコンパイル
make modules ・・・ カーネルモジュールのコンパイル
b)2.6系
make ・・・上記 2.4系の手順をまとめたもの
(4)カーネルモジュールをインストールします。
make modules_install
これによりコンパイルされたモジュールが「/lib/modules/kernel-version」にインストールされます。
(5)カーネルをインストールします。
bzImageを /boot にコピーします。
例:
cp -p /usr/local/src/linux-2.6.23.9/arch/i386/boot/bzImage /boot/vmlinuz-2.6.23.9
(6)System.mapを/bootにコピーした後、/boot にinitrdファイルを作成します。
例:
mkinitrd initrd-2.6.23.9 2.6.23.9
(7)ブートローダーに登録します。
grubの例:
title Red Hat Enterprise Linux ES (2.6.23.9)
root (hd0,0)
kernel /vmlinuz-2.6.23.9 ro root=/dev/VolGroup00/LogVol00 rhgb quiet
initrd /initrd-2.6.23.9
(*)本ページは Redhat Enterprise Linux 4以後を想定しています。
最終更新日:2009/12/30
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