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【質問】ディスククォータ (disk quota) の概要を教えてください

環境:Redhat Enterprise linux 6(EL)

【回答】 ディスククォータとは、ユーザごと、あるいはグループごとに使用するディスク容量を制限する仕組みです。

(1)/etc/fstab ファイルのマウントオプションに usrquotaあるいはgrpquotaのオプションを付けます。
必要に応じて、ファイルシステムを再マウントします。

mount -o remount <マウントポイント名>

(2)quotacheck コマンドを実行します。ファイルシステムの最上位に aquota.user、aquota.group ファイルが生成されます。

quotacheck <ファイルシステム名>

(3)quotaon コマンドを実行します。

quotaon <マウントポイント名>

(4)edquotaコマンドを使用して、閾値値等を設定します。

●ユーザクォータ
edquota -u

●グループクォータ
edquota -g

(5)状況を確認します。
自分の状況を確認するには quota コマンドを実行します。
rootが他のユーザのquotaの状況を確認するには、 repquota コマンドを実行します。




(*)本ページは Redhat Enterprise Linux 4以後を想定しています。

最終更新日:2009/12/30



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