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作成日:2001/10/14
更新日:2022/10/11
対象:Windows Server 2016

ネットワーク探索が有効にならない、すぐに無効に戻る




【目次】

ネットワーク探索が有効にならない


Windows Server 環境において"ネットワーク探索"が有効にならない現象が発生しました。

基本的に以下の手順で有効にすることは可能です。

(1)コントロールの「ネットワークとインターネット」をクリック。
(2)[ネットワークと共有センター] をクリック。
(3)[共有の詳細設定を変更] をクリック。
(4)「ネットワーク探索を有効」のチェックをオンにする。
(5)「ネットワークに接続されているデバイスの自動セットアップを有効にする」はオフにしておく。(セキュリティの観点上)
(6)設定が完了したら[変更の保存]をクリックする。



変更がすぐに戻る


しかし設定してもすぐに戻ってしまいます[変更の保存]をクリックしても戻るとまた「ネットワーク探索を有効」のチェックがオフに戻っています。

(1)必要なサービスを起動する
次のサービスが必要です。開始します。(一時的な利用ならスタートアップを手動にしたまま開始して、その後必要なら無効とします。)

・DNS Client
・Function Discovery Resource Publication
・SSDP Discovery
・UPnP Device Host

DNS Client は一般的に開始されていると思いますが、その他サービスは無効にされている場合が多いでしょう。用途が完了したら停止、無効化することを推奨します。

(2)Firewall での設定
Windows Firewall で Network discovery 関連の項目をすべて有効にする。送信、受信とも有効にする。


参考:You can't turn on Network Discovery in Network and Sharing Center
https://learn.microsoft.com/en-us/troubleshoot/windows-client/networking/cannot-turn-on-network-discovery

セキュリティ上の問題


有効にすることは可能ですがネットワークから見つかりやすくなるため、可能な限りこの設定は行わないことを推奨します。
もし用途が完了したら再度無効に戻すことを忘れないでください。

なお、"Microsoft Windows Network" でドメイン名以下にドメインコントローラが表示されない場合は、さらに"Computer Browser"サービスを開始する必要があります。これはデフォルト無効であり一般的に不要なサービスです。ただし古い管理ツールなどでは必要になる場合があります。同じく用途が完了したら無効化することを推奨します。






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