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作成日:2014/06/05
更新日:2022/03/09
対象:Windows 2008

ビルドインの administrator を使用しない方がいい2つの理由





ビルドインのadministratorとはOSインストール時にすでに作成されているデフォルトの管理者アカウントです。(Windows 7などでは初期設定で既に無効化されています。)一般的には ビルドインadministratorでは作業せず、新規にadministratorを作成して作業を行います。
一般的にはこのアカウントでは管理業務は行いません。ビルドインアカウントは無効化して使用禁止とし、別途administratorsグループのアカウントを作成しそのアカウントで管理を行います。
その理由は何でしょうか。

【理由1】
ビルドインアカウントではUACは機能しません。よって何のコマンドや設定変更を実施しても警告が表示されません。このアカウントを使用するのは危険です。

【理由2】
ビルドインアカウントの SID は S-1-5-21-1180699209-877415012-3182924384-500 で固定されています。これは周知の事実であるため、外部から攻撃される可能性があります。
よってこのビルドインアカウントは無効化し、別途ランダムで作成されるSIDを持つ管理者を作成し管理すべきです。







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