FTP のバイナリモードとアスキーモードの違いは

FTP の転送ではバイナリモードとアスキーモードの2種類があります。
バイナリーモードとアスキーモードの違いは単純でアスキーモードの場合はFTPクライアントに合わせた改行コードに変換されます。
バイナリモードの場合はファイルを変換無く転送します。(*)よってテキストファイルの改行を変更せずに転送したい場合は、テキストファイルでもバイナリモードで転送してください。

・UNIX系の改行コードは主に "LF(ラインフィード)"が使用されます。
・Windowsの改行コードは主に"CR(キャリッジリターン) + LF(ラインフィード)" が使用されます。

例えば UNIX系の FTP サーバよりアスキーモードでテキストファイルをダウンロードする場合には "LF(ラインフィード)"が"CR(キャリッジリターン) + LF(ラインフィード)"に変換されます。

Windows 7 の FTP クライアントでは以下の通りです。

アスキーモードに変更する
ftp> ascii
200 Switching to ASCII mode.

バイナリモードに変更する
ftp> bin
200 Switching to Binary mode.

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