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作成日:2000/11/19
更新日:2019/02/14
対象:Windows NT 4.0

Windows NT でのRAID レベル | ストライプセット、ミラーリング、パリティ付きストライプセット




【目次】


Windows NT 4.0時代のRAIDレベル


1990年代の Windows NT 4.0時代の Raidレベルの紹介です。ソフトウェアRaidです。

(1)ストライプセット
一つのデータを複数のパーティションに分割して保存します。データを複数のディスクで保存することによりアクセス性能が向上します。よってそれぞれのパーティションは物理的に異なるディスクに存在しなければ意味がありません。またIDEドライブは動機転送しか行えないためSCSIディスクを使用する必要があります。なおディスクの冗長によるデータの保護機能はありません。

(2)ミラーリング
まったく同じ内容を2つのパーティションに保存します。片方のディスクが故障してもデータは保護されます。実際のデータに対して2倍のディスク容量が必要となります。

(3)パリティ付きストライプセット
一つのデータを複数のパーティションに保存すると同時に、パリティ情報も同時に保存します。よって少なくとも3台のディスクが必要です。ディスクの一つが故障してもデータは保護されます。


その他 ボリュームセットという機能があります。これは複数のパーティションをまとめて1つのボリュームセットにする機能です。







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