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作成日:2022/11/21
更新日:2022/12/03
対象:Windows 11

Dynabook G83シリーズでバッテリーが充電されない




【目次】

Dynabook G83シリーズで充電されない


Dynabook G83シリーズを利用しています。コンパクトでパワフルでとても使いやすいノートPCなのですが、バッテリの扱いはとても注意が必用です。

ポイントは長期未使用時のバッテリのケアです。長期間未使用の場合バッテリが完全に放電してしまい破損してしまいます。これは実際に多くのユーザが経験していることです。こうなるとおそらくバッテリの復活は厳しく、新規の購入が必用でしょう。

この状態はバッテリは充電されません。
電源ケーブルをコンセントに接続して利用することは可能ですが充電されていないため、電源ケーブルを切断するとすぐにPCの電源が切れてしまいます。

バッテリを長持ちされる


バッテリが破損してからでは遅いので、バッテリを破損させないために長期未使用で保存する場合は対策が必須です。

(1)バッテリモード(Battery Disconnect)をオフに
バッテリモードをオフにすることによりバッテリと本体を切断してバッテリの消耗を遅らせます。本体回路とバッテリが切断されているためバッテリの消費が減るということです。ノートPCの電源がオフとはいえ回路に接続している場合、やはり多少の電力消費が発生してしまうからです。
Dynabookを起動した後、[F2]キーを数回押すことによりBIOS設定画面に入ります。
左フレームから「Advanced」を選択し真ん中のフレームから「System Configuration」→「Battery Disconnect」で「Enter」キーを押します。

「Do you want to use the Battery Disconnect mode?」で「Yes」を選択します。
「Battery Disconnect」がグレイアウトされたら成功です。

(2)半年に一度程度の充電
半年に一度程度充電します。これはフル充電でなくても問題ないと思います。半分くらい充電します。
注意が必要な点ですが、この準電により再度「バッテリモード」がオンになってしまう点です。
再度上記の(1)でバッテリモードをオフにしてから停止して長期保存します。

注意点


以下注意点があります。

(1)バッテリモードのオフ、オン
一度バッテリモードをオフにした場合、グレイアウトされていて再度オンにできない場合があります。
この場合、一度電源ケーブルを外して数分待った後、再度電源ケーブルをオンにして接続すれば再度バッテリモードをオンにすることが可能です。

電源ケーブルを外した後、再度電源ケーブルをオンにしてノートPCを起動した場合、自動的にバッテリモードはオンに変更されます。
これは重要です。バッテリモードをオフにしたつもりで自動でオンになってしまって、バッテリを消耗してしまう可能性があります。

(2)バッテリモードオフでのスイッチオン
バッテリオフの状態で電源ケーブルが抜かれている場合、電源ボタンを押してもPCは起動しません。
当然バッテリとノートPC本体が切断されているため、ノートPC本体に電力が供給されないからです。

(3)バッテリモードの初期値
一般的に工場出荷時はバッテリモードはオフになっています。しかし中古等で入手した場合はバッテリモードがオンの可能性があります。
よって中古等でノートPCを購入ししばらく放置した場合、実際に使おうとしたらバッテリが破損していたとうこともありえます。中古購入は注意が必要です。






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