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作成日:2019/03/20
更新日:2020/05/27
対象:Windows 10

Excelで自動で"折り返して全体を表示する"が自動でオンになる原因と対処




【目次】


"折り返して全体を表示する"が勝手にオンになる


Excelで自動で"折り返して全体を表示する"が自動でオンになる場合があります。
セルで複数行の編集を行うと、その行の長さが編集したセルだけ伸びて使いにくいと思います。

"折り返して全体を表示する"をオフにしていても勝手にオンに変更されてしまいます。何か対処はありますか。


対処


2019年現在ではどうしても自動でオンになってしまうようです。どうしても改善したい場合は、VBAで変更を戻す処理などが必要です。
以下の手順を実行します。

(1)シートに以下コードを追加する。


Private Sub Workbook_SheetChange(ByVal Sh As Object, ByVal Target As Range)
 Target.WrapText = False
End Sub



すべてのセルが対処となります。ただし拡大表示したいセルがあっても畳まれてしまうので不便です。

(2)変更したセルのみ修正する
変更したセルのみ修正するにはそのセルに対して以下のコードを使用します。

Private Sub Workbook_SheetSelectionChange(ByVal Sh As Object, ByVal Target As Range)
Cells.WrapText = False
End Sub



(*)Excel option の"データ範囲の形式および数式を拡張する"をオフにすればよいという話もありますが、Excel 2013では効きませんでした。






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