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作成日:2009/08/02
更新日:2015/07/28
対象:Windows 2003/Windows XP

137,138,139,445ポート (TCP/UDP)の役割について教えてください




Windows 95〜Windows 2000の時代には、ファイル/プリンタ共有にはSMB (Server Message Block)というプロトコルが使用されていました。

TCP/IP上で動作するSMBが主流となり、NetBIOS over TCP/IPと呼ばれています。
NetBIOSでは以下のポートが使用されています。

・NetBIOS名前サービス(137/UDP)
・NetBIOS名前サービス(137/TCP)
・NetBIOSデータグラムサービス(138/UDP)
・NetBIOSセッションサービス(139/TCP)

名前サービスはネットワーク上のマシンやサービス等を検索するために使用されます。検索にはブロードキャストやWINSが使用されます。名前が解決したら、データグラムサービスやセッションサービスにより実際にサービスを使用します。

・ダイレクトホスティングサービス (445/TCP、445/UDP)
以上以外にもWindows 2000〜XPではSMB ダイレクトホストが使用可能です。このプロトコルはNetBIOSを使用せずに通信を行います。
正確にはこれをCIFS(Common Internet File System)と呼びます。DNS等を使用して名前解決をしてから直接接続する仕様です。SMBのように段階の手順を取りません。








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