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作成日:2022/10/04
更新日:2022/10/05
対象:Windows 11

Microsoft Teams をすべてのユーザ向けにインストール




【目次】

Teams をすべてのユーザ向けにインストール


Teams をWebサイトからダウンロードしてインストールすると、そのユーザのみにインストールされます。ダウンロードされた拡張子は exe となります。
よって例えば5人が1台のPCを共有するためには、5人それぞれがTeamsをインストールする必要があるためです。

これは作業が大変なのでそのPCにログインするすべてのユーザに対して一度でインストールしたい場合も多いと思います。そのような場合の対処に関して説明します。

Teams 64ビット版の例に挙げて説明します。

(1)ダウンロード
次からダウンロードします。

Windows インストーラー (MSI) を使用して Teams を一括インストールする
https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoftteams/msi-deployment

64 ビット版の場合、Teams_windows_x64.msi がダウンロードされます。

(2)実行
ダウンロードした"Teams_windows_x64.msi"を実行します。
パラメータは次の通りです。

・noAutoStart :ログイン後にTeams を自動起動させるか指定します。
・ALLUSERS=1 :すべてのユーザに対してインストールします。正確にはすべてのユーザがログ維持



msiexec /i Teams_windows_x64.msi OPTIONS="noAutoStart=false" ALLUSERS=1



正常にインストールが完了しても、何も出力されずに終了します。

自動で以下のフォルダが生成されます。

C:\Program Files (x86)\Teams Installer



(3)ログオン
ALLUSERS=1 を指定した場合、今後はその他ユーザがログオンすると各ユーザの次のフォルダに自動的にTeamsがインストールされます。


C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Roaming\Microsoft



noAutoStart=false で自動起動にしている場合、次のようにログオン後にTeams が自動で起動してきます。

Teams が自動で起動する



まとめ


通常の Web から exe でインストールした場合は、そのログイン中のユーザのみにインストールされます。
例えばマスターPCでTeamsを作成して配布する場合や1台で複数のユーザが利用する場合は、msi によりインストールを行います。






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