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作成日:2023/07/07
更新日:2023/07/07
対象:Windows 11

【デスクトップハング対策】エクスプローラーを別プロセスで実行する設定




【目次】

エクスプローラーを別プロセスで実行する


Windows を利用していると画面がハングしてしまう場合があります。
様々な原因が考えられますが、一つの原因としてデスクトップのハングが考えられます。
実はデスクトップとエクスプローラは同一プロセスで実行されています。なぜなら同じプロセスにすることによりリソース(主にメモリ)消費を抑えることができるからです。

例えばエクスプローラのプレビュー機能で Office ファイルの中身をプレビューしているとします。ファイルが大きくてエクスプローラがハングしたと思います。この場合デスクトップのエクスプローラと同一メモリのため、デスクトップがハングするということです。


別のプロセスでフォルダウィンドウを開く


別メモリで実行するには"別のプロセスでフォルダウィンドウを開く"を設定します。デフォルトはオフなのでオンにすると有効になります。
この設定はユーザごとの設定です。例えばUser01さんが有効に設定してもUser02さんでは有効になっていません。それぞれのユーザで設定する必要があります。要するにユーザごとの設定ということです。

Windowsのエクスプローラを別ウィンドウで実行する



メニューから設定する


以下の手順で設定します。

(1)エクスプローラのメニューより「表示」を選択します。
(2)「表示」タブの中にある「オプション」をクリックし、「フォルダと検索のオプションの変更」を選択します。
(3)ダイアログボックスが開くので、「表示」タブを選択します。
(4)下の方の「別のプロセスでフォルダウィンドウを開く」をチェックします。
(5)「適用」ボタンをクリックします。


レジストリで設定する


以下のレジストリ値で設定することも可能です。
レジストリは重要です。必ずバックアップを取得して、十分な知識の元で実行してください。

ユーザごとの設定であるため、
管理者権限のコマンドプロンプトから実行する必要はありません。


reg add "HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced" /v "SeparateProcess" /t REG_DWORD /d "1" /f



Windows を再起動することによりこの設定が有効化されます。再起動しないとオプションもチェックされません。






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