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作成日:2020/02/18
更新日:2020/02/18
対象:Windows 10

システムの保護を有効化する手順




【目次】


システムの保護を有効化する


このページでは Windows 10 環境においてシステムの保護を有効化する方法を紹介します。Windows Update やデバイスドライバの更新に失敗してWindowsが不安定になった場合、元に戻すときに必要となります。有効化されていることを確認してください。

以下の手順で実行します。

(1)
[Windowsキー] + [R] を押してファイル名を指定して実行を開きます。

ファイル名を指定して実行を開くショートカットキー



(2)
名前にcontrol sysdm.cplと入力し [OK]を押します。

(3)
以下の画面が表示されるので"システムの保護"タブを選択します。

システムの保護を有効化する



"保護"で"有効"と表示されているドライブはシステム保護が有効です。
OSが不安定になった場合に戻すには"ローカルディスク(C)(システム)"で保護を有効化します。

合わせて D ドライブや F ドライブのファイルを保護していならそれらのドライブも有効化します。ただしディスク容量が必要となります。

有効化あるいは無効化するには[構成]を押します。

"システムの保護を有効にする"あるいは "システムの保護を無効にする"のどちらかを選択します。



ディスク領域の使用量を変更する


システム保護で使用するディスク容量を変更するには"最大使用量"を変更します。
使用量が少ないと作成できる保護ポイントが少なくなります。一方でディスク量を大きくすると消費されるディスク容量が多くなります。


保護ポイントをすべて削除する


保護ポイントをすべて削除するには[削除]をクリックします。保護ポイントが削除されます。


保護ポイントを作成する


保護ポイントを削除するには[作成]をクリックします。保護ポイントとして覚えやすい名前を入力しておきます。

復元ポイントを確認する


作成した復元ポイントを確認するには[システムの復元]から[次]を選択します。以下のような一覧の画面が表示されます。
一覧を確認したら[キャンセル]で画面を閉じます。

システムの復元ポイント一覧を表示する





Powershellコマンドで設定する


今まではコントロールパネルのシステムから操作する手順を紹介しましたが、Powershellコマンドからの設定も可能です。

Cドライブのシステム保護を有効化するには以下コマンドを実行します。コマンドプロンプトを管理者で開いて実行します。


C:\> powershell Enable-ComputerRestore -Drive C:\



Cドライブのシステム保護を無効化するには以下コマンドを実行します。コマンドプロンプトを管理者で開いて実行します。

C:\> powershell Disable-ComputerRestore -Drive C:\



"test"という名前で復元ポイントを作成します。

C:\> Powershell CheckPoint-Computer -Description "test"



作成した復元ポイントは以下のコマンドで確認することが可能です。

C:\> Powershell Get-ComputerRestorePoint
2020/02/17 1:00:03 test 65 BEGIN_SYSTEM_C... APPLICATION_INSTALL






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